天国からのメール

あいつの... ページ24

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岩「はい、あ〜ん」




広斗「まんま！」





はい、何故か今日岩ちゃんと岩ちゃんの息子 広斗くんが来ています。

家に入れてやると
すぐこれ

なんだよ！見せつけてんのかよ




「てか、なんできたの」




疑問に思い聞いてみると

広斗くんのご飯を机に置き
俺の方へと向いてきた




岩「今日、何の日かわかりません？？」




「は？」




いきなり言ってきた岩ちゃん

俺は何の日かわからなくて
思わず口調が悪くなる




岩「カレンダー見てください」




なんて呆れ顔で言われて

また広斗くんにご飯をあげ始めた岩ちゃん




俺は渋々岩ちゃんの言われた通り

カレンダーがはられている
本棚の横に行った




日にちを見れば今日は3月6日




何かあったっけ？





「あ！！！」





岩「思い出しました！？」





「あのドラマ今日からだった！！ 」





岩「そっちかーい！」






なんか1人で突っ込んでいる岩ちゃん

俺はカレンダーに始まるドラマの名前を書いていて

もしこのまま見なかったら録画忘れてた




岩ちゃんに感謝




「その他になんかあるの？」



ドラマを録画したあと

岩ちゃん達がいる椅子の前に座り
もう一度聞いてみる





岩「えー？こんな可愛い後輩を忘れるんですか？？」





「え、可愛い後輩？？」




可愛い後輩っていたっけ？？


後輩は、岩ちゃんに、北人に、壱馬に...




「あ！壱馬か北人の事？？」





岩「いやいやいや、その2人だと俺の後輩でもありますからね！」




え、何違うの？

んーと唸りながらでも考える




広斗「ぱーぱ！！」




岩「「え？」」




いきなり、ぱぱと言い出した広斗くん

俺と岩ちゃんは固まってしまう





岩「え、いまなんていった？」



「ぱーぱ。って言ったよな」






...






岩「「いぇーい！！」」





まだ1歳数ヶ月だと言うのに
ぱぱと言った広斗くん




岩ちゃんを見ると

男涙というものをながしていた





岩「よしよーし！」




「Aの所行ってこよー」





イチャイチャする親子はほっといて

俺はAの骨がある部屋に入った






俺は骨の前に座り

話しかける






「今日、広斗くんが初めて、岩ちゃんにパパって言ったよ。


岩ちゃん男泣きしてさ、

ほんと親バカだよな



お前がもし生きてたら、、


俺らにも子供がいたのかな？」





岩「きっと、いたと思いますよ。」




「岩ちゃん...」




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