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あれから、そらると少し遊んで、今はまったり中。
うーん、休んだ罪悪感はあるけど。良いなぁ、こーゆーのも。
「......A」
「なぁに」
珍しくまじめな声を出したまふにチラリと目を向ける。
顔を真っ赤に染めたまふを見てそらるが眼を見張った。
......大事な話なのかな。
私は寝そべっていたソファから体を起こし、読んでいた本を閉じた。
「......僕、よく邪険にされちゃうけどっ!
Aの事は本気だから。
だから。
つ、付き合ってください!!」
「......!」
差し出された片手を困惑しながら見つめる。
分かってる。軽くあしらってきたけど。まふは私の事を本気なんだって。
静かな沈黙が部屋の中に流れる。
そして、それを断ち切ったのはずっと黙っていたそらるだった。
「俺からも、ある」
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カシオペア(プロフ) - クロクロさん» ありがとうございます。しかし、これは完結した募集企画なので…。申し訳ありません。また挑戦しようと思っていますので、その時はよろしくお願いします! (2017年10月14日 14時) (レス) id: 972c361b83 (このIDを非表示/違反報告)
クロクロ - 私、この作品大好きです!!!更新頑張ってください!!!逆立ちして待ってるんで!!! (2017年10月14日 13時) (レス) id: a752c4b181 (このIDを非表示/違反報告)
カシオペア(プロフ) - ゆきんこさん» ありがとうございます。お楽しみいただけたのなら、幸いです。 (2017年10月12日 21時) (レス) id: f336227406 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - すごい面白かったです…!!次も楽しみに正座してまっときま((( (2017年10月12日 17時) (レス) id: c934708cbf (このIDを非表示/違反報告)
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