六話目です ページ8
『蛍君、いこっか』
月島「あ、はい」
『蛍君、背高いね』
月島「そうですか?」
『うん、背高いって良いよね』
『やろうと思えば、何でも出来る』
月島「Aさんもなんでも出来るでしょ」
『そうかな』
ガラッ
扉を開けると、風が吹いた
「柊A、決めたー!!!」
「ナイスインナー」
『さんきゅ』
パチンッ
手を叩き合う俺達
汗がオレンジコートに落ちる
シューズの底が擦れる音が聞こえる
太ももが限界だった
今の点数は10-23
10点差
皆の雰囲気が暗くなる時
それでも、俺はエースだから
『全部俺に回せ、全部決めてやるよ』
周りはやけに静まっていた
次々と撃ち抜く
一球一球を100%以上で撃つ
ホイッスルの音、それは試合終了の合図
30-28
「鳥野、春高3年連続優勝!!」
「……三冠達成」
白鳥沢に、2年連続勝ったんだ
すっごい嬉しかった
_________
『頼むな、…鳥野はお前らに託した』
「うぐっ、…せんぱっ…」
『泣くなって、ほら前向け』
『大丈夫、お前なら皆を全国へと導けるから』
『俺が選んだんだ、胸を張って俺がエースだって言えよ』
「…っ、はいっ…!!」
__________
色々あったこの体育館
辛い事も、嬉しい事もあった
此処で沢山汗をかいて、沢山笑って、沢山泣いて
此処で終わりを迎えた
月島「Aさん…?」
『……』
月島「Aさん」
『……ん、…どうかした…蛍』
月島「…っ…その、入りましょう?」
『…そうだね』
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
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翳鉈孝俟(プロフ) - ユウさん» レス遅れてすいません! ありがとうございます!!更新の方も精一杯頑張りますのでよろしくお願いします! (2016年10月25日 21時) (レス) id: 0928ce0b55 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - これからどうなるか楽しみです、更新頑張ってください。 (2016年10月14日 1時) (レス) id: cb3c3b9b5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翳鉈孝俟 x他4人 | 作成日時:2016年10月13日 19時