第四話 ページ6
このまま凍らされていく奴らを見て
いるだけでも良かったけど、紅白頭は
それを許してはくれないらしい。
「お前は何でヴィラン連合にいる。」
「それを聞いて何の意味が？」
何度か襲ってくる氷を避けながら紅白頭
が聞いてくる質問に答える。
いつからヴィラン連合にいるのか。
誰かに洗脳されているのか。
答えると言っても適当にごまかしながら
話すため紅白頭はそんな俺を怪しんだ。
「お前・・・戦う気あんのか。」
「あるけど、俺の役目は足止めだからね。
戦いたいけど今はまだ待機ってわけ。」
それに紅白頭はまだ全力って感じがしない
から戦ってもつまらなさそうな気がした。
「・・・お前、何者だ。」
「何者だと思う？」
これは誤魔化すこともないだろう。顔は既
に見られていることだし。でも、焦らす。
「・・・お前と似ている奴がクラスにいる。
そいつと何か関係あんのか。」
似ている奴、ねぇ。多分兄さんだろう。
まぁ、教えたところで意味なんてないけど。
「さぁね。・・・ところで紅白頭さん達の
担任の先生は大丈夫なのかな。今頃ボロボロ
になってないといいね。」
死柄木さんの個性は触れたものを崩壊させる
もしも、捕まっていたら動けないだろう。
紅白頭にもそれが分かったらしい。
「俺の役目は一応完了。早く行ったら？」
目を見開いていたけどすぐに走って行った。
「全てが手遅れになる前に間に合っていると
いいね。・・・まぁ、無理だろうけど。」
さて、俺も戻ろう。死柄木さん達の元に。
『何者』
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村人A(プロフ) - りつさん» ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします (2018年10月24日 22時) (
レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
りつ - こういうの待ってました！面白い (2018年10月24日 19時) (レス) id: 3d83174dd8 (このIDを非表示/違反報告)
村人A(プロフ) - あっぷる。さん» ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです！！ (2018年10月21日 20時) (レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる。 - どストライクな小説です！これからも頑張ってください！ (2018年10月21日 17時) (レス) id: b076da837c (このIDを非表示/違反報告)
村人A(プロフ) - ありがとうございます。訂正しました。 (2018年6月28日 10時) (レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：村人A | 作成日時：2018年6月17日 23時
