第二十六話 ページ29
試合が始まって数分が経つ。有利なのは
明らかに兄さんだった。
麗日さんは、兄さんが爆破で壊した石を
個性を使って浮かしている。
「一体何をするんだろう・・・。」
麗日さんはボロボロで、兄さんは余裕そう
だけど苛ついている。
上に浮いている石を見てなんとなく麗日さん
がやろうとしていることがわかった。
「ありがとう・・・爆豪君。」
「油断してくれなくて・・・！」
麗日さんは手を合わせると浮いていた石が
兄さんに向かって落ちていった。
おそらく、麗日さんは兄さんの一瞬の隙を
つく気だったんだろう。
「・・・その一瞬の隙さえ兄さんは貴方に
見せないんだろうけど。」
たった一撃で全ての石を壊した。
その風圧で麗日さんは兄さんに近づくこと
が出来なかった。
これで、兄さんの勝ちが確定した。
例え、どんなに頑張っても無駄だ。先ほどの
攻撃は失敗に終わった。兄さんは同じ手には
そう何度も食らわない。
でも、それでも諦めないのは何故か。
「何でそこまで勝ちにこだわるのか。」
「まぁ、知っても意味なんてないけど。」
知ったところで俺にとっては全てどうでも
いいこと。
俺は自分の目的を果たすだけ。
「麗日さん、行動不能。」
「二回戦進出、爆豪君！！」
次は確か・・・出久さんと轟さん。
2人の個性は完全に把握出来ていない。
「ここで、全部出してくれるといいなー。」
『確定』
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村人A(プロフ) - りつさん» ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします (2018年10月24日 22時) (
レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
りつ - こういうの待ってました！面白い (2018年10月24日 19時) (レス) id: 3d83174dd8 (このIDを非表示/違反報告)
村人A(プロフ) - あっぷる。さん» ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです！！ (2018年10月21日 20時) (レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる。 - どストライクな小説です！これからも頑張ってください！ (2018年10月21日 17時) (レス) id: b076da837c (このIDを非表示/違反報告)
村人A(プロフ) - ありがとうございます。訂正しました。 (2018年6月28日 10時) (レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：村人A | 作成日時：2018年6月17日 23時
