第二十一話 ページ24
兄さんを見つけられるか不安だった
けど思ったより簡単に見つけられた。
まだお昼に行ってなくて良かった。
流石に学校内は生徒達しか入れないから。
「残念でしたね・・・爆豪さん。」
「！！」
通り過ぎる時に兄さんだけに聞こえる音量
で言えば驚いて俺の方を見る兄さん。
「てめぇ、あん時の・・・！」
「こんにちは。」
未だ思い出していない兄さんに落胆しつつも
笑って挨拶をする。
「何しに来やがった・・・！」
「・・・そんなの偵察に決まってますよ。」
分かりきった答えを聞く兄さんに当然の様に
俺は答える。ヴィランがヒーローの中に紛れ
込むなんて弱点等を調べるほかない。
「ハッ！てめぇらはそんなことしねぇと俺ら
に対抗出来ねぇんか！」
「・・・その言葉そっくりお返しします。」
ヴィランはヒーローの個性、弱点を知って
いるから襲撃できる。でも、ヒーローは？
こっちの個性、弱点、キャパを知らない。
だから、突然の襲撃にも対応出来ない。
「・・・今日は挨拶だけなので失礼します。
今度は敵として会いましょう。」
「おい！！」
これ以上会話しても目立つと判断した俺は
席に戻ろうと来た道を戻る。
その際に、後ろから兄さんの手が伸びてきた
ため少し横にずれる。
「あ、そうだ。一つ言っておきます。」
避けたことに驚いている兄さんの方を向く。
「俺の個性・・・爆破なんですよ。」
『個性』
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村人A(プロフ) - りつさん» ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします (2018年10月24日 22時) (
レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
りつ - こういうの待ってました！面白い (2018年10月24日 19時) (レス) id: 3d83174dd8 (このIDを非表示/違反報告)
村人A(プロフ) - あっぷる。さん» ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです！！ (2018年10月21日 20時) (レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる。 - どストライクな小説です！これからも頑張ってください！ (2018年10月21日 17時) (レス) id: b076da837c (このIDを非表示/違反報告)
村人A(プロフ) - ありがとうございます。訂正しました。 (2018年6月28日 10時) (レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：村人A | 作成日時：2018年6月17日 23時
