序章 ページ1
序章
ただ普通にヒーローを目指していた。
兄さんと同じ強くて派手な個性が発現して
凄いヒーローになるんだ！って思っていた。
だけど、その夢は叶わなくなった。
俺が10歳の時にそいつは俺の前に現れた。
『君は此方側の人間だ。』
そう言って家族の安全と引き換えに、俺を
勧誘。俺はその手を取った。取らざるをえ
なかった。
だって、10歳の子供に家族を守りたかったら
入れって言われたら入るもんだろ。
あっちに入ってしまったら二度と家族の元に
帰ることは出来ない。
でも、俺は父さんや母さん。兄さん達を守り
たいから・・・。ごめんなさい。
��先生��といわれる人に頼んで皆の中から俺
という記憶を消してもらった。
家族だけじゃない。周りの人の記憶も消した
少しずつ、俺という存在が消えていった。
凄く、凄く悲しかった。
最後は幼馴染の記憶。会うといつものように
笑って、お互いヒーローの話をした。
どこが凄いよね、あの個性かっこいい！とか
だけど・・・そんな時間も終わりを迎えた。
公園のブランコから降りると、きょとんと
した顔で俺を見る幼馴染。
「出久・・・またね。」
そう言って最後の幼馴染から記憶を消した。
『俺が消えた日』
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村人A(プロフ) - りつさん» ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします (2018年10月24日 22時) (
レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
りつ - こういうの待ってました！面白い (2018年10月24日 19時) (レス) id: 3d83174dd8 (このIDを非表示/違反報告)
村人A(プロフ) - あっぷる。さん» ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです！！ (2018年10月21日 20時) (レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる。 - どストライクな小説です！これからも頑張ってください！ (2018年10月21日 17時) (レス) id: b076da837c (このIDを非表示/違反報告)
村人A(プロフ) - ありがとうございます。訂正しました。 (2018年6月28日 10時) (レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：村人A | 作成日時：2018年6月17日 23時
