第七話 ページ9
死柄木さんと黒霧さんの前に立って
これ以上2人に被害が行かないようにする
「コウちゃん、なんで...ヴィランに。」
「なんでって、俺もヴィランだから。」
笑えばもっと絶望した顔になった出久。
あぁ、絶望した表情っていいよな。
「光樹さん。行きますよ。」
「はい。」
やっと帰れるらしい。早く帰って死柄木さん
の手当てをしないと・・・。
「おい、てめぇ！！」
懐かしい声に呼ばれた。久しぶりに聞いた。
面影があるけど成長していた。
「今度会う時は俺も最初から戦う。」
「その時は覚えていてくれるといいな。」
黒霧さんの霧に包まれながら兄さんに笑えば
顔をしかめられた。
「コウちゃん！！」
「出久さん・・・またね。」
あの日、出久に言ったことをもう一度。
気付くかは分からないけど、きっと出久は
気付くのだろう。
「少年！！」
「オールマイト・・・。貴方のこと少し前
は憧れていました。今は違いますけど。」
小さい頃から憧れていたオールマイト。
だけどヴィラン連合に入って、それは消えた
俺の憧れは誰でもない。ただ、金と地位と
名誉のために動くヒーロー達を倒す。
それが例え幼馴染であろうと、兄さんであろ
うとヒーローになるのならただ止めるだけ。
今回は負けた。だけど、次は絶対に負けない
あぁ、早く強くなってくれないかな。
そうしたら遠慮なく殺せるのに・・・。
『敗北』
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村人A(プロフ) - りつさん» ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします (2018年10月24日 22時) (
レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
りつ - こういうの待ってました！面白い (2018年10月24日 19時) (レス) id: 3d83174dd8 (このIDを非表示/違反報告)
村人A(プロフ) - あっぷる。さん» ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです！！ (2018年10月21日 20時) (レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる。 - どストライクな小説です！これからも頑張ってください！ (2018年10月21日 17時) (レス) id: b076da837c (このIDを非表示/違反報告)
村人A(プロフ) - ありがとうございます。訂正しました。 (2018年6月28日 10時) (レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：村人A | 作成日時：2018年6月17日 23時
