第四十一話 ページ2
作戦決行当日。俺は先生と留守番。まぁ
先生は他にもやることがあるから実質、俺
だけが留守番って感じだ。
『怖いかい？爆豪光樹。』
「・・・いえ。そんなもの幼い頃に此処に
入った時から捨てました。」
怖いという感情よりも不安が大きい。もし
兄さんが捕まったら？そしたら俺はどうする
兄さんを逃がす？それとも・・・。いや、
辞めよう。きっと寝不足だからこんなこと
考えるんだ・・・。
実は作戦を聞いた日からあまり寝れていない
「いや、眠れたらそれこそ終わりか。」
声に出していたことに驚き、テレビを見る。
幸いにもテレビは切れており、先生の姿は
なかった。
「・・・いつ戻るか分かんないけど、準備
しよう・・・。」
兄さんが来た時、平常で居られる準備を。
大丈夫、上手く出来る。だって小さい頃から
ずっと出来たんだから。
作戦が成功して欲しいと思う反面、作戦が
失敗して欲しいと思う。
俺は、結局どちら側にいるのか・・・。
ヒーローは嫌い、だと思う。でも、凄く嫌い
という訳でもない。多分だけど。
「こんなこと考えるの辞めよ。」
「死柄木さん達が帰ってくるまで、本でも
読もうかな・・・。」
今の時刻は15時。幸い、時間はある。
さて、気長に待つとしよう。
『時間』
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村人A(プロフ) - 美弥華さん» 返信遅くなってしまい、すみません。ありがとうございます！ (2019年5月10日 22時) (
レス) id: 25ab0e0509 (このIDを非表示/違反報告)
美弥華 - 物凄く面白くて読み易いですね！続きが凄く気になります！更新頑張ってください！ (2018年11月6日 1時) (レス) id: 10da490b27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：村人A | 作成日時：2018年10月28日 11時
