５５.宿泊研修�� 第一課題 ページ9
＜珀side＞
鴨をオーブンに入れ、山菜の調理をしていると、Aから鹿とイノシシ肉を渡された。
相変わらず速いな…。
最近は、よく一緒に調理しているせいか、彼女の調理スピードや吸収の速さにあまり驚かなくなってきた。それにしても、ジビエ料理を習った昨日の今日でこの速さ…僕も頑張らないと！
とにかく、僕の仕事は渡された肉の下準備。そして、お酢の調合。今回は通常の寿司と違って、寿司ネタ自体にしっかりと味が付くから、それに負けない、なおかつ上手く調和する味にしないと…Aのジビエを生かすも殺すも、僕次第ってことになる。
…あぁ…緊張して手が震えてきた…
でも立ち止まってる暇なんてない。Aが僕を信じて託してくれたんだから、その期待に応えなきゃ！
まずは、肉の下準備。
鹿肉のロースはステーキにするから、そのままで…肩・ネックはひき肉に。内ももは生姜焼きのタレに漬けておく。外ももやシンタマはまずお寿司として食べやすいよう、一口サイズに切って下ごしらえする。スネは薄く切って煮込む。
ふう…
今度はイノシシ肉だ。
イノシシは焼いたり、ひき肉にしたりするだけじゃなくて燻製にしたりしなきゃいけないから…間違えないようにしないと…
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＜主人公side＞
30分で解体を終え、厨房に戻る。自分が生臭いような気もするけど、そこは気にしないでおこう。
「おつかれ、A。」
「おつかれ。ようやく、本番って感じだね。」
珀が下ごしらえしたものから、完成させたいところだけど、なんせ今回は数が多い。それらを適温で同時にサーブしなくちゃいけないから、調理時間を逆算しながら作らなきゃ…。
鹿肉が6種類、イノシシ肉で7種類。ウサギと鴨が1種ずつに、鶏は鹿とコラボで1種。あと、サーモン寿司ね。
鮭はたまたま出会ったクマさんが教えてくれた(笑)さすがに、熊は弓矢じゃ狩れないよ。
調味料や野菜、一部の食材は冷蔵庫に入ってたのを確保したから、なるべく味にかぶりが出ないよう、いろいろな味を楽しめる料理を作っていく。
鹿やイノシシは、どうしてもステーキやハンバーグ、カツなど肉肉しい味付けになってしまうので、ウサギや鴨でさっぱりさせたいな…。まぁ、みんな川魚のお寿司だから、先生的にはさっぱりしたのより、肉肉しいほうが口に合うか。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (12月1日 10時) (
レス) @page46 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
meisa(プロフ) - 仁王彩香さん» コメントありがとうございます！少しずつでもなるべく更新していけるよう頑張ります！ (2020年6月12日 7時) (レス) id: bfbc0f5188 (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香 - 初めまして作品見ました^ - ^更新頑張ってください！！ (2020年6月12日 0時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
meisa(プロフ) - シオンさん» ありがとうございます！頑張ります (2020年5月2日 14時) (レス) id: bfbc0f5188 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 頑張ってください (2020年5月1日 23時) (レス) id: af8df3a3d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meisa | 作成日時：2020年3月16日 16時
