５２.宿泊研修�� 第一課題 ページ6
＜主人公side＞
「ウサギだ！捕れたね！」
「ホントだ…凄いよA。初めてなのに当たるなんて…」
「珀こそ、網、命中したね！」
いや〜よかった！これなら、なんとか食材も準備できそう。
「それにしても、Aはどうして弓の打ち方知ってるの？はじめてにしては、なんか、慣れた動きだったよね…」
「あぁ…昔、弓矢の得意な戦士の役を演じたことがあってね。そのときに、動画とか見て勉強したんだ。実際に矢を打つのは初めてなんだけど、エア弓矢なら死ぬほど練習したから。動きだけなら完璧だよ(笑)」
まさか、食材を捕るときに役立つなんて思わなかったけどね。
「そうなんだ…でも、この調子なら食材には困らなそうだね！」
あたしたちはそのまま進み、なるべく種類が多くなるよう、被らないようにしながら狩りを続けた。結果、6種類もの動物を捕まえられた！とれたのはウサギ・鶏・鹿・イノシシ・鴨・鮭。ちなみに、釣り竿はイノシシの追跡に役立ったよ！
「よしっ、これで材料は十分だね。途中で山菜も取ったし…」
「うん。…戻ったら、手はず通り、僕は山菜の調理と酢飯の準備を始めるよ。」
「おっけー。あたしはこの子達の解体から始めるよ。味付けはさっき言ったのでいいかな？」
「大丈夫だと思う。…もし、解体してみて変えたほうがいいと思ったら、逐一教えてくれる？」
「りょーかいっ！…あ〜、ようやく調理棟についた！ずいぶん、奥まで入っちゃってたんだね(笑)」
「はい！ブルーシート敷いたから、その子たち下ろしていいよ。」
「さんきゅー。」
血抜きとかは捕まえたときにすましてあるので、ここからは解体のみ。さすがに室内でやると、他の班の迷惑になるから(臭いとか)あたしは、調理棟近くの屋外で作業する。ちなみに、あたしたちの調理台は窓際なので、窓を開ければすぐ珀と話すことができる。
珀と分かれて外で準備していると、他の子たちが魚を釣り終えて帰ってきた。あたしたち、結構遅めにここでたんだけど、皆、魚捕るのに苦労したんだね…
そんなこと思ってると、みんなにジロジロ見られてることに気が付いた。…まだ、解体してないけどな…？
「ねぇ、あの子、ジビエでお寿司を作るつもり…？」
「いくらなんでも、臭くて食えないだろ。」
「今から解体を始めたって、時間内に作り終わらないでしょ。」
あぁ、そういうこと。
どーだろうね。
やってみなくちゃ分かんないよ。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (12月1日 10時) (
レス) @page46 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
meisa(プロフ) - 仁王彩香さん» コメントありがとうございます！少しずつでもなるべく更新していけるよう頑張ります！ (2020年6月12日 7時) (レス) id: bfbc0f5188 (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香 - 初めまして作品見ました^ - ^更新頑張ってください！！ (2020年6月12日 0時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
meisa(プロフ) - シオンさん» ありがとうございます！頑張ります (2020年5月2日 14時) (レス) id: bfbc0f5188 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 頑張ってください (2020年5月1日 23時) (レス) id: af8df3a3d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meisa | 作成日時：2020年3月16日 16時
