８３．帰宅 ページ37
＜主人公side＞
バスに揺られること数時間。行きよりもあっという間に帰ってきた感。
方向の違うタクミ達とは駐車場で別れ、珀のバイクに乗せてもらって極星寮まで戻ってきた。
「なんだか、珀のバイクに乗せてもらうのも久しぶりな気がするね。」
「ほんとにね。出発してから、まだ一週間も経ってないのに、もう何年もここに来てない気がする(笑)」
何年振りかに実家に帰ってきたかのような気持ちになりながら、乗せてくれた珀にお礼を言って寮の前で別れた。
ちなみに、寮のみんなとはバスが違ったから、ホテルからここまで完全に別行動だ。…創真がバス間違えて乗れなかったってのは連絡来たけど(笑)
私のクラスは最後尾だったから、きっとみんなももう帰ってきてるだろう。
「ただいま〜！！」
「Aちゃん、お帰「クロ！！ただいま！いい子にしてた？？」……この感じも久しぶりだね！」
「ああ、きっと飼い主のしつけが行き届いてるんだろうね。お帰り、A。」
「ふみ緒さん！ただいま戻りました！合宿中、クロの面倒を見ていただいてありがとうございます＜(_ _)＞」
「別に構わないさ。食事も、あんたが作っていったのを出すだけだったからね。ほとんどお世話もなにもしてないよ。」
「あっ、A、遅かったね！幸平のこと聞いた？」
「うん。バスに乗り損ねたんだってね。」
「戻るのは夕方になるそうだ。」
騒ぎを聞きつけて、先に帰ってきていた一年生もぞろぞろやってきた。どうやら、みんなで食堂でまったりしていたらしい。
「それにしても、一色先輩も懲りないわね。」
「ここまでスルーされてるのにアピールし続けるとか、相変わらずメンタル鋼だよね！」
「榊くん、吉野ちゃん、それ一番メンタルに来る奴だから！！」
「あ、一色先輩もただいまです。先輩は相変わらずの裸エプロンで、元気そうでよかったです。」
「お帰りなさい、Aちゃん！無事、合宿クリアおめでとう。みんなが無事に戻ってきてくれてうれしいよ！
さあ、合宿の話を聞かせてくれ！帰ってからの思い出話に花を咲かせる…まさに青春じゃないか☆彡」
「さっ、荷物、部屋に運ばなきゃ。」
「手伝う。」
「ああ、峻。ありがとさん。」
一色先輩もみんなの塩対応も普段通りで、極星寮に帰ってきたなって感じがした。
「みんな、おかえり！」
８４．プレゼント�、�←８２．宿泊研修36 お家に帰るまでが遠足です
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 186人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (12月1日 10時) (
レス) @page46 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
meisa(プロフ) - 仁王彩香さん» コメントありがとうございます！少しずつでもなるべく更新していけるよう頑張ります！ (2020年6月12日 7時) (レス) id: bfbc0f5188 (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香 - 初めまして作品見ました^ - ^更新頑張ってください！！ (2020年6月12日 0時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
meisa(プロフ) - シオンさん» ありがとうございます！頑張ります (2020年5月2日 14時) (レス) id: bfbc0f5188 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 頑張ってください (2020年5月1日 23時) (レス) id: af8df3a3d9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：meisa | 作成日時：2020年3月16日 16時
