７１．宿泊研修25 食戟 ページ25
＜恵side＞
私と創真くんvs四宮先輩の食戟は、堂島先輩が取り持ってくれたおかげでドローということになった。
正直、料理勝負としては完敗だったんだけど、私のせいで創真くんが退学にならなくてよかった(´;ω;｀)本当によかった！
私たちの食戟がひと段落し、その場にいた全員が視線を投げた先には梧桐田シェフのクラスの子たちが…
今までは自分のことで精一杯だったから何も思わなかったけど、あんな人数差でAちゃんたち大丈夫かな…？
「今まで気づかなかったけど、あいつら、めちゃくちゃ殺気立ってんのな〜(ﾍﾗﾍﾗ」
「そっ創真くん！そんなこと言ったらAちゃんたちに怒られちゃうよ！(汗」
気になってAちゃんの様子を伺うけど、何の変化もない。
よかった。聞かれてなかったみたいだ…
それにしても、いつも穏やかなAちゃんがあんなに殺気立つなんて、初めてだな…。
「そろそろだな…。」
「えっ…？」
梧桐田シェフ…いったいどういう意味だろう…？
ガシャン！
「おい！危ないだろう！気をつけろよ！」
「気を付けるのはそっちだろ！俺は急いでるんだ。邪魔するな！」
「なんだと！」
しばらくすると、相手チームが騒がしくなった。
「…なんか…揉めてる…？」
「さすが私の恵ちゃん！よく気が付きました！
大人数の調理におけるメリットは様々な工程を同時進行することができ、より手のかかる料理を短時間で生み出せる点にあります。
…ですが、各自の仕事量が増え、また集中力も欠けてくる調理の後半に行くにつれて、互いが互いの動きを制限してしまうこともあるのです。今、奥のチームがピリピリし始めたように。」
そうか、それもうまく回すのがシェフ…
私のときは創真くんが私に合わせてくれたからやりやすかったけど、人数が多いほどみんなの動きがバラバラになりやすいから…お互いに合わせるなんて、できなくなるんだ…
「対して、手前側のチームは落ち着いていますね。
シェフの子が指示を出す…というわけではありませんが、お互いの動きをよく理解して調理しているように見えます。」
「そういや、あいつらよく学校に残って一緒に試作とかしてるしな〜。」
「確かに…なんだか落ち着いてるね。
…というか、あの4人の料理って…ものすごいものが出てきそう…！」
4人とも創真くんに負けず劣らずの料理上手だもん…一体なにを作るつもりなんだろう？
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (12月1日 10時) (
レス) @page46 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
meisa(プロフ) - 仁王彩香さん» コメントありがとうございます！少しずつでもなるべく更新していけるよう頑張ります！ (2020年6月12日 7時) (レス) id: bfbc0f5188 (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香 - 初めまして作品見ました^ - ^更新頑張ってください！！ (2020年6月12日 0時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
meisa(プロフ) - シオンさん» ありがとうございます！頑張ります (2020年5月2日 14時) (レス) id: bfbc0f5188 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 頑張ってください (2020年5月1日 23時) (レス) id: af8df3a3d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meisa | 作成日時：2020年3月16日 16時
