７０．宿泊研修24 食戟 ページ24
＜主人公side＞
「い〜や、奇遇だな！まさか、合宿で食戟吹っ掛けるやつがほかにもいるとは、思ってもみなかったぜ(笑)」
そう言って笑う創真。…悠姫たちが連絡つかないって言ってたけど、まさかここで会うとは。にしても…
「四宮シェフに食戟を挑んだだと！？どーいうことだ幸平！馬鹿かお前は！！」
あたしもびっくりだよ。
まあ、四宮シェフの審査基準もあれだし、恵を助けたいがための食戟らしいから…気持ちはわからなくもないけど…
父よ。もっといい仲の取り持ち方はなかったのか！？
「まぁまぁ…そういうお前らだって、ひとのこと言えねぇじゃねぇの。」
「クラス全員と戦うって…。(；ﾟДﾟ)ｶﾞﾀｶﾞﾀ」
…確かに…。
ﾊﾟﾝｯ
「よし、全員揃ったな。只今より、非公式の食戟…いわゆる野試合を執り行う！」
そう言うと、部屋に集まった人の視線が父さんに…いや、堂島シェフに集まる。
「まず、田所・幸平ペア。君たちには今日の課題で余った野菜類…これを使った料理をお題とする。さらに…もうひとつ条件を付ける。
田所恵、君がメインで調理するんだ。」
！？
なかなかハードな…。
でも、退学宣告されたのは恵。幸平の力でここを乗り切ったとしても、それは恵のためにならない。頑張りどころだね。
大丈夫。恵はこんなところで終わっていい料理人じゃあないよ。緊張しいだけど、その実力を出し切れれば希望はある！
「次に梧桐田クラス。諸君には授業と同じお題で料理してもらう。もちろん、出す品は授業のときと変えてもらって構わない。
審査はどちらも梧桐田、関守、水原の3人が行う。公平性を保つため、俺と乾は審査には参加しないから安心しろ。」
説明を聞き終えて、あたしたちは各自調理台につく。こっちの食戟は、人数が多いので使っている調理台の数も恵たちの比じゃない。(といっても、あたしたちの班は2つしか使ってないから、山城たちがばらけているだけだけど。)
それでも主犯格の山城・武田コンビは真向いの調理台。嫌でも目に入った。
「朝の威勢はどうした？まさか、今更怖気づいたんじゃないだろうな？」
「まぁ、これだけの戦力差を目の当たりにしちゃ、そうなるのも分かるけどね(笑)」
戦力差…ねぇ。
「お前らみたいなやつのこと、なんていうか知ってる？
烏合の衆
っていうんだよ。」
「っ！」
「おしゃべりはそこまでだ。準備はいいな？
それでは！
食戟
開戦だ!!!」
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (12月1日 10時) (
レス) @page46 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
meisa(プロフ) - 仁王彩香さん» コメントありがとうございます！少しずつでもなるべく更新していけるよう頑張ります！ (2020年6月12日 7時) (レス) id: bfbc0f5188 (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香 - 初めまして作品見ました^ - ^更新頑張ってください！！ (2020年6月12日 0時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
meisa(プロフ) - シオンさん» ありがとうございます！頑張ります (2020年5月2日 14時) (レス) id: bfbc0f5188 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 頑張ってください (2020年5月1日 23時) (レス) id: af8df3a3d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meisa | 作成日時：2020年3月16日 16時
