６４．宿泊研修�押‖荵芦歛� ページ18
＜主人公side＞
『グラタンドフィノア』
フランスのドフィネ地方で生まれた、名産のジャガイモをたっぷりと使ったグラタン。一般的なグラタンとは違ってチーズを使わず、生クリームと牛乳で仕上げた濃厚なソースが特徴である。
「グラタンドフィノアはどう…？」
「…確かにフレンチのメインにはなるかもしれないが、イタリアンも日本料理も使える…のか？」
そう。普通のグラタンドフィノアはイタリアンや日本料理にかすりもしない。
でも、あたしたちが作るのはただのグラタンドフィノアじゃない。
「シーフードグラタンだよ。本場の料理人からすれば邪道かもしれないけど…日本ではみんな食べ慣れてる。…でも、ジャガイモグラタンだから物珍しさは失われない！
…あと、チーズを使う。」
「!!まて、グラタンドフィノアはチーズを使わないのが特徴だ。チーズをかければ、そもそもグラタンドフィノアじゃなくなるぞ！」
「チーズはかけるんじゃないよ。…ソースに混ぜるんだ。濃厚な味わいが特徴のソースを、チーズでより濃厚にする。」
「…そっか…普通のグラタンドフィノアでそんなことすると、味がくどくなって食べられたもんじゃないけど、魚介が入ることであっさり風味になるから…！」
チーズを加えても大丈夫…なはず！
「そこは、アルディーニ兄弟が何とかうまく作ってくれるっしょ！(笑)…ねっ？」
そう言ってタクミとイサミの背中をたたく。
こんなこと言われて、「いえ、できません。」なんて言うやつじゃないことぐらい今までの付き合いからよくわかってる。発破をかけたわけじゃないけど、今日の課題は生半可なことじゃクリアできなさそうだからね…。
「ああ！まかせろ！」 「うん！任せて！」
ほらね。
さて、そろそろ料理を始めないと…
「じゃあ、あたしと珀は具材を担当するから、タクミとイサミはソースよろしく！」
「「「Oui, Chef!!」」」
最高にうまいグラタン…つくり上げるよ！！
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＜梧桐田シェフside＞
「「「Oui, Chef!!」」」
最後まで作戦会議をしていたグループも調理をはじめた。
…彼女は…堂島さんの娘の…
なるほど、遠月に入ったとは聞いていたが、この学年だったのか。
何年ぶりだろう…？彼女はまだ小学生だったから、もう5年近くか。
あの時の料理も大したものだったが…
今日の料理が楽しみだ
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (12月1日 10時) (
レス) @page46 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
meisa(プロフ) - 仁王彩香さん» コメントありがとうございます！少しずつでもなるべく更新していけるよう頑張ります！ (2020年6月12日 7時) (レス) id: bfbc0f5188 (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香 - 初めまして作品見ました^ - ^更新頑張ってください！！ (2020年6月12日 0時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
meisa(プロフ) - シオンさん» ありがとうございます！頑張ります (2020年5月2日 14時) (レス) id: bfbc0f5188 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 頑張ってください (2020年5月1日 23時) (レス) id: af8df3a3d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meisa | 作成日時：2020年3月16日 16時
