検索窓
今日:23 hit、昨日:51 hit、合計:763,812 hit

1 ページ2

*





それは、とある日の事だった。




任務で帳を降ろすのを忘れて呪霊を祓ってしまった。



その任務は俺1人で行っていたものだったから責任を誰かに擦り付けることも出来ず、俺は廊下で正座をさせられていた。



夜「悟......お前何度目だ。帳を降ろさず祓ったのは」


五「....せんせー!俺は褒めて伸びるタイプなんです!」


夜「ふざけているのか...?」


五「.....ウッス」




その後反省文を課せられ、傑と硝子に散々馬鹿にされながらもやっとの思いで書き上げた反省文を提出し


帰り道に今日発売の漫画を買って帰ろうとしたが、反省文のせいで下校する時間が遅くなってしまいその漫画は買えず


いじけて石を蹴りながら歩いていると、何も無いところで転び手が真っ赤になってしまった



そんなツイてない事が連鎖して起こった日の事だった。



家に帰ると、長年家政婦として働いているAがボロボロになった俺の姿を見るや否や目をまん丸にしてこっちへやって来た。



『悟様!?何をやっているんですか!』


五「コケた」



『はぁ....』


「全く...」という表情を浮かべたAは小言を言いながら処置の用意をした。


『悟様はいつもそうですよ、もう少し落ち着いて行動をして下さいと何度言ったらわかるんですか...?』




機嫌が悪い日にそういう事を言われると、イライラがいつも以上に募る。


止まらない小言に遂に耐えきれなくなった俺は、救急箱をひっくり返し、処置されていた手を振りほどき



五「あーもういちいち言わなくても分かってんだよ!うぜェから出ていけ!!」




と言った。



Aは最初、「何が起きたか分からない」という顔をしていたが、いそいそと散乱した消毒液や絆創膏を片付け


『大変申し訳ありませんでした』


と言い俺の部屋を出た。




そしてAは姿を消した。

2→←はじめに※必読お願いします



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (741 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2510人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

かぶとむし(プロフ) - らるさん» コメントありがとうございます!確かに、何としても見つけ出しそうですよね笑更新頑張ります! (2021年2月23日 23時) (レス) id: 5f10bbc57e (このIDを非表示/違反報告)
かぶとむし(プロフ) - オレンジ100%さん» コメントありがとうございます!神!?お世辞だとしても嬉しいです笑笑更新頑張ります!! (2021年2月23日 23時) (レス) id: 5f10bbc57e (このIDを非表示/違反報告)
かぶとむし(プロフ) - 雨夜星さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです(´・∀・`) (2021年2月23日 23時) (レス) id: 5f10bbc57e (このIDを非表示/違反報告)
らる - もし家政婦やめたら何処までも追って来そうだね!(ゲス顔)たしかにこれは虐めたくなるわぁ〜 更新頑張ってください! (2021年2月23日 9時) (レス) id: 479d7ce450 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ100%(プロフ) - えっ、番外編神では????とりあえず更新頑張って。 (2021年2月22日 21時) (レス) id: 812b1ab43b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:かぶとむし | 作成日時:2021年2月14日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。