のんびり屋ちゃん Ⅲ【テニスの王子様】 (ページ3)

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８１「海原祭」ページ3

※番外編しようと思いましたがメインの方に入れる事にしました(アニメ海原祭より)

ある日、もうすぐ夏が秋に変わる下旬頃。

「海原…祭？」

立海、からとってるかな？

幸村「…ああ、Aは知らないのか。まぁ文化祭のようなものだよ」

「へえ…。幸村くん達も出し物するの？」

幸村「劇をするんだ。Aも出そうと思ったんだけど…」

劇か…。

「めんどくさいから見てる側に徹底したいな」

にこりと笑いながら私が言うと、幸村くんも笑った。

幸村「ふふっ、言うと思った。ちょっとした理由でAは役じゃなくて道具作りを手伝ってもらうよ」

「…？うん、まぁそれくらいなら」

…ちょっとした理由って何だろ。

✼

6時間目、学活の時間はその海原祭の出し物について話していた。

私は寝ていた為、今日初めて出し物の話し合いに参加したがこのクラスは食べ物系の出し物みたいだ。

私も料理は一応出来るし、仁王とかも器用だしブン太なんて料理凄い得意だし。

…簡潔に言うと料理が得意な人が多いから食べ物系の出し物になったという事だ。

丸井「あー、早く来ねぇかなぁ海原祭！」

「そんなに楽しみなのかぁ…」

私がそういうと、仁王が笑って言った。

仁王「お前さんもちゃんと働くんじゃぞ」

「雅治こそ」

ちなみに弦一郎が青春学園の桃城くんとリョーマを招待したみたいだ。

なんでその2人なのか分からないけど、後輩の前だから恥かかないようにしないとな…。

✼

それから、劇の小道具やらクラスの出し物のメニューやらを着々と進めていった。