のんびり屋ちゃん Ⅲ【テニスの王子様】 (ページ13)

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９１「頼む」ページ13

一方その頃、服を着々と修正していた。

ジャッカル「一応、応急処置はしたけど…」

丸井「やぶれたところを切って繋げたから…大分細くなっちまったな」

柳「その大きさでは…赤也の体はまず入らないな…」

幸村「さっきも言ったけど、越前くんでさえ入らないそうだ…。こんなの入るの、女子しかいない。」

真田「…まさか」

幸村「…致し方ない。あの3人を呼んできて」

✼

何故か呼び出された私達。

桃城「A先輩が切原の代役に！？」

「え゛っ」

幸村「セリフはないから！Aはただ真田の指示に従ってくれればいい！」

越前「うっわ…先輩、どんまいっす」

「そ、そんな事急に言われても…」

幸村「A、さっき言ってたよね？越前君が言ってたどんな役もやるって事に同意してたよね？」

「あれは赤也を出すために適当に…」

幸村「来た人皆に楽しんでもらいたい…その一心で俺たちやAはここまで頑張って来たんだ！

幸村「…この舞台をどうしても成功させたい！…頼む、力を貸してほしい」

幸村くんが真剣な顔で私を見た。

越前「ねえA先輩、やってやればいいじゃないすか」

「え！？」

桃城「そっすよ！劇にかける幸村さん達の思い、俺は感動したぜ！ここで断ったら男じゃないっすよ！」

「いや私男じゃないし！！」