４２「手」 ページ7
「うん、久しぶり」
柳「…A、随分氷帝と仲がいいようだな」
「…そう？」
不意に言われた事に返事をすると、聞き覚えのある声が聞こえた。
跡部「久しぶりだな、A。」
「…跡部、久しぶり」
何故かこちらに近づいてきた跡部は私の手をスっと取った。
急な事に疑問を覚え首を傾けると、私の手に柔らかい何かが触れた。
「…！？」
い、今…唇が触れて…
自分でも顔が熱くなってくるのを感じる。
「「「なっ！？」」」
丸井「お前もお前で何赤くなってんだ！！」
「だ、だって…」
口を思わずパクパクしてると、急に肩を抱き寄せられた。
「…幸村くん？」
怒ったような瞳で跡部を睨む、幸村くん。
幸村「…跡部」
跡部は少し笑うと言った。
跡部「フッ随分気に入ってるようだな？珍しい事もあるもんだ」
幸村「…」
バチバチと雷が起きそうな目線の交わりを見ていると、後ろからバスの音が聞こえた。
跡部「…青学か」
跡部が見る方へ私も目を向けると、そこには青いバス。
眼鏡をかけた青学部員が静かに降りてきた。
？「何をやっているんだ、そんなに睨み合う等と…」
跡部「あぁ、何でもねぇ」
跡部も幸村も目を一旦青学へと向けた。
私は持っていた柳くんノートver私用を広げ、パラパラとめくる。
私用のはメモ帳サイズだから潰れなかったのだ。
……あれ、名前しか書いてないからあの眼鏡の人が誰か分からない。
部長っぽいからこの“手塚 国光”って書かれてる人かな。
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姫乃 - ピーチキャッスル君wwツボりましたｗｗ面白かったです！ (2019年5月15日 19時) (
レス) id: c94e9ef2b6 (このIDを非表示/違反報告)
ガブちゃん - さとふぁむさん» コメントありがとうございます…ッ！全部読んでいただきとても嬉しいです、私もテニプリ大好きなのでこれからも頑張りたいと思います！是非是非一緒に楽しんでくれると嬉しいです！ (2018年5月8日 0時) (レス) id: 497645a1bd (このIDを非表示/違反報告)
さとふぁむ(プロフ) - 初コメ失礼します！今日初めて読ませていただきました！私もテニプリ大好きなので、思わず全部読んでしまいました（笑）これからもまた読みに行きます。頑張って下さい！ (2018年5月7日 23時) (レス) id: 73b71405cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ガブちゃん | 作成日時：2018年4月29日 9時
