３７「その怪我」 ページ2
「おはよ」
どん、と待ち構える様に待っている3強3人に挨拶をした。
幸村「早いね、おはようA」
微笑む幸村くん。
真田「おはよう、偉いぞA！」
私の頭を無意識なのか珍しく撫でる弦一郎。
柳「ああ、おはよう」
口角を上げ、またノートにサラサラと何かを書く柳くん。
「髪乱れる…」
真田「む！？わ、悪い………A、その怪我はどうした」
「っ」
あの黒髪の女の子の事を言ったらこの人達はそこに行くに違いない。
あんな危ないとこに言って怪我でもしたら…
「かっ紙で切った」
切り傷という事を瞬時に思い出した私を誰か褒めて欲しいくらいだ。
真田「はぁ…全くお前は危なっかしい…。今度から気をつけるんだぞ」
不安げな顔で見てくる弦一郎はやっぱり根は優しいんだと思う。
「うん」
柳・幸村「「…」」
✼
３強組が学校の先生に呼び出され、1人で待っていた。
柳生「おはようございます」
柳生くんと仁王も到着。おはようと返そうと思ったら後ろから抱きしめられた。
垂れる銀髪…
「に、仁王…！？」
柳生「こら仁王くん！女性に易々と…おや、Aさん…」
仁王「A、その怪我…」
「紙で切っただけだから！何もないよ！」
慌てて叫んだ私に、柳生くんは首を傾けながら何かを詮索するように口を閉じた。
仁王「…俺を騙せると思っとるのか？」
耳元でつぶやかれる、低音の声。
「…っ」
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姫乃 - ピーチキャッスル君wwツボりましたｗｗ面白かったです！ (2019年5月15日 19時) (
レス) id: c94e9ef2b6 (このIDを非表示/違反報告)
ガブちゃん - さとふぁむさん» コメントありがとうございます…ッ！全部読んでいただきとても嬉しいです、私もテニプリ大好きなのでこれからも頑張りたいと思います！是非是非一緒に楽しんでくれると嬉しいです！ (2018年5月8日 0時) (レス) id: 497645a1bd (このIDを非表示/違反報告)
さとふぁむ(プロフ) - 初コメ失礼します！今日初めて読ませていただきました！私もテニプリ大好きなので、思わず全部読んでしまいました（笑）これからもまた読みに行きます。頑張って下さい！ (2018年5月7日 23時) (レス) id: 73b71405cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ガブちゃん | 作成日時：2018年4月29日 9時
