姉であり続ける笑柱

師範！ ページ6

Aside


"もちろん"


全員が揃って言ったこの言葉。

たった一言。されど一言。

とっても心が温かくなる言葉だった


暖かさに身を委ねていると、腕の中でもぞもぞ動く気配がした


か「Aさん…。一つだけ…ワガママ言っても良いですか？」


『いいよ。一つと言わず、私に出来ることなら何個でも』


か「俺も…鬼殺隊に入れますか？いや…入りたいんです」


『！？』


け「ホントか！？鬼と戦うんだぞ！？」

さ「鬼殺隊に入りたい理由は？」

か「誰かの…幸せを…守りたい…Aさんと肩を並べて…戦いたい…だから…」


『かなかの意志だから良いわよ。でも…手加減はしないわ！』


か「勿論です！！」


私には継子が出来ました！



け「姉さんホントか！？」

さ「Aさん！？


でも…頑張ってください。私は怖くて戦えないから…精一杯応援してます！

それに、屋敷のことは任せてください」


『ええ！海渡と、紗凪に屋敷を任せるわ！

かなかと、紗凪は、名字、気に入ってる？誇れる名字だと言える？』

さ「！？…鹿目…いいえ。誇れませんし、嫌いです」

か「俺もです…」

『じゃあさ、和良にしない？形だけでも！』

さ/か/け「！？」

さ「良いんですか？」

か「名乗っても…？」

『勿論！私はそれがいいな！！海渡は？』

け「嬉しいけど……嬉しいよ」

『けどって何！！』

け「いや…口が勝手に…？的な」

『なるほどね。』



今日の朝はとっても平和な時間を過ごした

イラスト(?)部屋（5/19改）→←作者より

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