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28、鬼と奈麗 ページ36

私side

道中、私は奈麗に珠代と、愈史郎くんの話をした。

奈「ホントに信用出来るんですか…?」

『ええ。お館様にも許可をいただいて接触しているわ。』

愈「おい。Aこっちだ。早く来い。」

『おー。愈史郎くん!久しぶり!!元気…?』

愈「話は後だ。とにかくこっちだ!」

タタタッ

奈「走るの速いですね!」

『なるべく、痕跡を残さないようにしないと。』

奈「何でですか?」

『鬼舞辻が追ってくるから…(コソッ)』

奈「なるほど。」

珠「久しぶりです。Aさん。」

『珠代ー!!久しぶり!元気だった?』

珠「ええ、まあ。Aさんは?そして、そちらのお嬢さんはどなたですか?」

『元気だったよ!この子はね、私の継子よ。』

奈「愛花奈麗です。ええっと…』

珠「私は珠代です。」

愈「俺は愈史郎だ。おい、醜女珠代様とAに馴れ馴れしくするな!」

『愈史郎くんのアレはなんかお決まりみたいになってるから気にしないで。愈史郎くんは通常運転だよ。』

奈「初めまして。よろしくお願いします。」

『ん!そういえば、頼んだの出来てる…?』

珠「ええ。ただ、奈麗さんの前で良いんですか…?」

『多分、隠しててもバレてしまうわ。

奈麗、ここでの話は誰にもしないで。私との約束よ。いい?』

奈「…?はい。わかりました。約束です。」

『じゃあ、珠代お願い。』

珠「これは、藤の毒を人が摂取出来るようにしたものです。1日、この分の量以内なら摂取して大丈夫です。ですが、これ以上摂取してしまうと体が危険です。大体一年で完成しますが、出血などで体外に出てしまうと少なくなってしまうかと…。焦らずゆっくりと。」

『分かりました。無理言ってごめんね。ありがとう。』

愈「体に気をつけろ。でも、体に合わないと行けないから。今日は泊まってけ。飲んでみろ。」

『なるほど。そんな考え方無かった。』

珠「じゃあ、せっかくですしそうしましょう。」

『ヤッターありがとう!』

ーー2時間後ーー

『スピークカー』

奈「寝てしまった…。」

珠「奈麗さん。彼女の何を知っていますか…?」

奈「私は、何も知らないんです。分からない。師範の過去も何を背負っているのかも…。知りたい。でも、聞いていいのか分からないんです。」

愈「醜女。お前に話すにはまだ速いんだろ!」

珠「愈史郎。言葉遣い…。」

愈「嘘です」

珠「今日はもう、寝ましょう。明日話しましょう。彼女の事を。」

29、珠代→←27、出発と、悲しみ



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作品ジャンル:アニメ
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- むいむいにめっちゃ攻められるとかいかがでしょう? (2022年6月8日 20時) (レス) @page15 id: 4f2d722dc2 (このIDを非表示/違反報告)
- いいですよね!炭カナ!おばみつ!あっ後実玄〜! (2022年6月8日 20時) (レス) @page13 id: 4f2d722dc2 (このIDを非表示/違反報告)
- 線で区切れば見やすくなるんじゃないでしょうか。 (2022年6月8日 20時) (レス) @page6 id: 4f2d722dc2 (このIDを非表示/違反報告)
- すごく上手に書けてますよ!初めてに思えません!まぁ読む専用なんで言えませんが。すごく面白いです!ありがとうございます。 (2022年6月8日 20時) (レス) @page5 id: 4f2d722dc2 (このIDを非表示/違反報告)
結梅(プロフ) - 名無しさん» わー!嬉しいです!!ありがとうございます!他の作品もぜひよろしくお願いします(*^^*) (2020年10月9日 23時) (レス) id: 1228fc8387 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結梅 | 作成日時:2020年3月6日 21時

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