次郎はどこへ?(次郎太刀視点) ページ10
次郎「お酒はどこかなぁ?」
やぁ!あたしは次郎太刀。お酒が好きな刀さ!今は厨房でお酒を探しているよ!え?手入れ部屋?あたしは入れないよ…刀がでかいから←そこで加州くんと蛍が
加州「やることないよね………あっ!だったら反対派の意見聞いてきてよ!いい情報が手に入るかも!」
蛍「それはいいね!」
となったから宴の最中に聞こうと思うんだ!さ〜てと、お酒何処かなー
三日目「次郎、ここで何をしているのだ?」
次郎「お酒を探しているんだよ。宴をしようとね」
三日目「だったら俺も手伝おう。」
次郎「ありがたいねぇ!それじゃ、向こうを探してくれないかい?」
三日目「あいわかった」
仲間が増えたよやったねぇ!ゴソゴソしていると、梅酒が見つかった。それも…
次郎「3年前のやつか!これは美味しいやつだね」
三日目「こちらは外国の…わいん?とやらを見つけたぞ」
次郎「なんて書いてあるんだい?」
三日目「…………読めんなぁ」
次郎「ありゃ……ちょいと渡してくれよ」
三日目「ほれ」
渡されてよく見てみると……
次郎「…………赤ワインだねこれは」
三日目「赤ワインというのか」
次郎「料理にも使えるって書いてあったよ」
こっそり主の部屋にいったんだけどビーフシチューの作り方に赤ワインが書いてあったんだ。
ビーフシチューってよくわかんないから後で主に作ってもらおう。
三日目「……燭台切に渡すか」
次郎「そうだね」
と話していたら遠くから
桃瀬「燭台切光忠さーーーん！！！大倶利伽羅さんがお呼びですーーー!!!!!」
すごくうるさい主の声が聞こえた
三日目「大倶利伽羅……?鍛刀したのか」
次郎「まぁいいんじゃないの?あの子にとっては再会なんだから」
三日目「はっはは、それもそうか」
次郎「とりあえず宴の準備だー!!!」
るんるん気分で大広間へ向かったあたしは
三日目「……………羨ましいな」
三日目がそんなことを言っていたなんて気付かなかった
ーーーー(三日目視点)ーーーー
三日目「……………羨ましいな」
そんな言葉は誰の耳にも入らぬことを、俺は知っていた。
俺は１代目から3代目までずっと折らされずにいた
天下五剣で一番美しいから
そんな理由で、鶴丸とも、小狐丸とも会えずにいた
1代目は優しく、寿命で亡くなった
2代目は、人の屑だったから俺が殺,した仲間の苦しむ顔などもう、見たくなかった
俺はいつまで待てばいい?
俺は…いつ、救われる?
苦しいんだ 自分を殺,したくなるほどに
ラッキー刀剣男子(創作あり)
平野藤四郎
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作者名：蜜柑 | 作成日時：2021年7月25日 18時
