検索窓
今日:5 hit、昨日:8 hit、合計:32,271 hit

【7話】 ページ8

A「えっ.......?」



思わず、声が漏れた




なんで?なんでなの?



優しい、いつもの笑顔で

「ごめんな、いたずらが過ぎたな...」

「家に....帰ろうか」



って言ってはくれないの?


謝りにきてくれたんじゃないの?



なん((お父さん「お前、何期待してんの?」


A「あっ....」




ダメ、ダメよ!


この先を、言っちゃ...((お父さん「分かるか?俺が、お前を捨てたのは....お前なんか



ダメ....言わないでッ



どうでもいいからだよ





頭が....真っ白になる



言葉の槍は、真っ直ぐ私の胸を突いて...




A「(痛い....)」



視界が滲む




お父さん「何泣いてんだよ。気持ち悪ぃな」



また、刺さった



お父さん「そもそも、こんなとこまで追いかけてくるなんて...気持ち悪い。この醜い化け物が!」



また、いっぱい...いっぱい刺さる


その後も、言葉の槍はずっと刺さり続けた




胸の奥がズタボロになっても....ずっと




足の踏ん張りが効かなくなって

膝から崩れ落ちた




そんな私を一瞥したお父さんは


背を向けて、帰って行く



重すぎる瞼に抵抗して、歪む視界でお父さんを捉え続けた



A「(意識が無くなりそう....でも、起きてなきゃ)」



?「いいんだよ、寝ても」



この、柔らかい声


知ってる


聞いたことがある


この声は、


童磨さんだ



なんで、童磨さんがここ((童磨「寝ていいよって言ってるじゃん。」


A「でも!」


童磨「言うこと聞けない悪い子は、俺が眠らせてあげるね」




頭に強い衝激がはしって、視界が暗くなっていく



最後にみえたのは、真っ黒い笑顔で私を覗き込む、童磨さんだった

【8話】→←【6話】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (72 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
102人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

カボチャ(プロフ) - パプピーマン。さん» 初めまして!パプピーマンさん!!コメント、本当に嬉しいです。ありがとうございます!全然更新して居なくてすみません...更新は遅いですが、どうかこれからもよろしくお願いします! (2020年12月27日 8時) (レス) id: bb9d4b5080 (このIDを非表示/違反報告)
パプピーマン。(プロフ) - 初めまして…!カボチャさんの作品を始めて拝見させていただきました!!とっても面白いです!更新頑張ってください~! (2020年10月27日 14時) (レス) id: 90d8910699 (このIDを非表示/違反報告)
カボチャ(プロフ) - ぽんちゃんさん» wwww煉獄さんと宇随さんがっ!!ありがとうございますぅぅ(泣)とっても嬉しいです!やる気でました!!爪楊枝in爪はね?ホントに痛いんです....コメントありがとうございました! (2020年5月6日 18時) (レス) id: bb9d4b5080 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 爪楊枝が爪に?地味な刺さりかただぁもっと派手にいこう!もう派手派手だぁ!。うむ、痛かっただろうわっしょい! (2020年5月6日 16時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
カボチャ(プロフ) - カナソさん» コメント、ありがとうございます!とっても嬉しかったです!頑張って更新していきますね! (2020年5月5日 15時) (レス) id: bb9d4b5080 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カボチャ | 作成日時:2020年2月22日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。