ブラック本丸を爆破してきます (ページ2)

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通達ページ2

「ｺｹｰｺｯｺｯｺｺｹｰ!!ｺｹｰ!!!」
いつもどうりの朝、起きるためと山姥切が用意してくれたくそうるさい鶏の目覚ましが鳴り、茶畑柄の布団から起きる。この布団は鶯丸に貰ったものだ。何だよ茶畑柄って…

「主君、おはようございます。もう朝食は出来てますよ!皆さん待ってます!!」
そーっと入ってきて声をかけてくれたのは前田だ。うん今日も私の前田が可愛い。
でもこれ以上やると一期一振(保護者)に木刀二本でスターバーストス●リームあびせられることになる。気をつけなければ。(このネタ分かった人、語ろう)
「ああ、おはよう前田。今日の朝飯は大丈夫だよな…前みたいにご飯の上にスパゲッティのせるとかいうトリッキーなやつじゃないよな」
「大丈夫です!今日の担当は歌仙さんなので。」
「なら安心だな。」

ご飯の上にスパゲッティのせたのはじじいだ。白いほう。
何で炭水化物の上に炭水化物のせるんだよ。
「驚いたか?」って言ってたが驚きじゃなく皆普通に食べてたことに困惑したわ。
宗三なんて醤油かけて「これイケますね」とか言ってた記憶があるんだけど。

「…ん……主君?」
「あっはいはい。すぐ着替えるから！」
「はい。じゃあ僕は部屋の外で控えておりますね!」

前田が出てった後、直ぐに着替えなくてはとTシャツとジャージをだす。
ジャージは藍色、Tシャツのはポテチ(うす塩)と書いてある。これは堀川が作ったやつだ。
なんともおかしな話で全員分の白いTシャツに分かりやすいようにと思って文字を書いたと言っていたが、よくポテチのうす塩食べてるからってこれなんだよ…せめてみかん汁にしてほしかったわ。
薬研はハサミで宗三は籠のフラミンゴ。前田は松茸。
どういうことだってばよ。

さて、着替えが終わり、大広間に行った。
事件はこの一通の手紙だったんだ。政府からの手紙が届いたと小夜が持って来てくれたその手紙こそが全ての事の始まりだった。

◆◆政府より通達◆◆
審神者A、この度貴本丸は本丸番号55053へ行き、刀剣、本丸のケアを依頼する。
次の審神者が来れるように早急に対処するように。
これは政府からの命令だ。刀剣は何振り連れていっても構わない。
命の保証は出来ないが、貴殿の活躍、報告をまっている。

「………マジで?」