41・素でいく?! ページ42
華月side
夜になり、私が人魚役ということで着替えている訳だが
『山本先生。』
山本「だめね。さらしの上からさらしだと不自然だわ。」
『と、いう事は・・・』
山本「素胸で行くしかないわ!」
『が、頑張ります・・・』
山本「うん、違和感ないから大丈夫そうね」
『ありがとうございます。』
と言う訳で素胸にさらしの状態で行くわけだか
『人魚って何で服を着ないんだろう?』
ガラッ
勘右衛門「っ!//////」
八左衛門「おほー!本当の女みたいにみえるぞ!」
兵助「すごい綺麗だな。」
雷蔵「本物みたいだね!」
三郎「でもあるきにくくないか?」
『ああ。歩けないな。』
勘右衛門「おっ俺が運んでやる!////」
えっ!//////
はっ恥ずかしいのだが!
でも歩けないし勘右衛門の親切を断るのもなぁ
『ああ、頼む!』
勘右衛門「お、おう//////」
というかバレていないみたいだ。
よかった!
協栄丸「では、出発するぞ!」
勘右衛門「おい、行くぞ。」
『ああ、頼む・・・って!』
お姫様だっこじゃん!!
はっっっっずかしいーー!!
『お、重かったら無理しなくていいからな。』
勘右衛門「大丈夫だ。むしろ軽すぎるからもっと食べろ!」
『うっ・・・』
勘右衛門「(可愛い)」
協栄丸「着いたぞ。あの岩の上だ。」
そういって少し先にある海の上に浮かぶ岩を指差した。
兵助「あそこまでどうやって行きますか?」
雷蔵「華月歩けないけど。」
あっ!足が無理なら手を使えばいいじゃない!
『さっ逆立ち?』
倒立で少し歩く
5年生「「「やめろ」」」
『すいません。』
協栄丸「お嬢さんは泳げるかい?」
三郎「お、お嬢さん!?」
『一応、泳げますけど』
協栄丸「はははっ!失礼!こう見ると本当にいい女にみえるもんだからな!」
うーん 複雑だな。
『ここから泳いで岩の上にいればいいんですか』
協栄丸「そういうことだ。頼んだぞ」
『はいっ』
ザブン
あっ意外と泳げる。
ザバン
『〜ぷはっ!』
ここからは人魚の振りか。
・・・今だけは女の自分に戻れる。
仕草とか気を使わなくていいな。
しばらくいると何者かがやってきた。
うーん 人魚の歌は幸運を呼ぶとされているらしいから歌ってみるか。
日本語だと変だから英語で人魚姫の歌を歌う。
『〜♪』
?「人魚が歌っているぞ!」
?「美しい歌声だ・・・」
忘れていた
私は
歌うことが
好きだった。
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華月 - すみません。ありがとうございます! (2018年11月12日 22時) (レス) id: d4e5c5e80f (このIDを非表示/違反報告)
ななみ - 浜守一郎の守が宗になってます。 (2018年11月10日 20時) (レス) id: 5ca03a3f4c (このIDを非表示/違反報告)
華月 - 恐縮です。ありがとうございます! (2018年10月29日 22時) (レス) id: d4e5c5e80f (このIDを非表示/違反報告)
toratora10(プロフ) - ドS…仙蔵といい勝負ですね!あっはじめまして、面白そうなので、更新楽しみに待ってます。 (2018年10月29日 11時) (レス) id: 666f1a834c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:香月 | 作成日時:2018年10月13日 22時