チートな少女と青色の忍たま

20・呼び方 ページ21

勘右衛門side

俺は食堂での出来事についてイライラしていた。
何で１年生には名前呼びで頼んでいたのに俺には何も言わないんだ？ムカつく・・・

兵助「勘右衛門」

『あん？』

兵助「名前で呼びたいなら言えばいいじゃないか」

『・・・何で分かったんだよ』

兵助「お前がアイツに惚れているのは分かっているし、怒っている原因はそれしか思いつかないからな。」

『だって恥ずかしいじゃないか！///』

兵助「全く、変な所で奥手何だから・・・」

『というか国岸は誰と同室なんだろうな?』

兵助「羨ましいか?」

当たり前だろうが

ガラッ

部屋に入ると

『おわっ！国岸!!!』

兵助「もしかして俺たちと同室なのか？」

華月「ああっ！そうらしい!よろしくな!」

兵助「よろしく!!おいっ勘右衛門！！」

『よろしく・・・』

・・・モヤモヤする

華月「あのっ尾浜!俺何か尾浜の気に触るようなことしたか？」

『別に・・・』

華月「なら良いんだが・・・」

沈黙が流れる。

兵助「俺厠に行ってくる」

華月「(ビクゥッ！！)」

勘右衛門「いってら」

すげえ驚いてるな 可愛い
・・・このままだと何も変わらないな
よし

勘右衛門「おい」

華月「なっんだ？」

『俺』

華月「あっああ？」

俺がそんなに怖い顔しているのか後ろに下がっていく国岸。
壁まで追い詰めて顔の横に手をつく

ドンッ

華月「ひゃっ！」

『お前のこと』

華月「なんだ?」

可愛いな ヤバイ

『////な、名前で呼んで良いか////』

言ったぁぁぁ！！！！

華月「へぁ？あっ！そういうことか!もちろん大丈夫だ！」

『ああ、ありがとう/////華月』

華月「いや全然。あと、」

『んっ？』

華月「ちょいと会話にしては近すぎやしないかい?」ムニッ

『っ！！！！！////////スマン///////』

華月「全く、何かと思ったらそんなことかよこのこのこのこのこのこのこの」ムニムニムニムニムニムニムニムニ

近い近い近いぃぃぃ！！！！///////

『あにふんだほ！！華月///////』
※何すんだよ!

華月「んっ？昼食の時の仕返しだが？勘右衛門よぉ」ムニムニムニムニムニムニムニムニ

な、名前で呼んでもらっているだと!!
嬉しいけれど・・・

『はなへぇぇぇぇ！！！』ムニムニムニムニ
※離せぇぇぇぇ！！！

ガラッ

兵助「お前ら何やってんだ?」

ピタッ

『兵助！！』

華月「おー久々知おかえり」

『ごめんて!!華月』

兵助「おっ！良かったじゃないか」

『まあな///////』

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