検索窓
今日:2 hit、昨日:32 hit、合計:51,388 hit

75 ページ25

中島健人side



「Aちゃん?菊池だけど…」



楽屋で待機中、いつか呼びたいと思っている子と同じ名前が聞こえてきて、見ていたスマホから意識が削がれる。


同じ名前の別人と電話をしていると思っていたら、
どうやら別人ではなく当の本人、中村サンが菊池の電話口の相手のようだった。



菊池が彼女のことを名前呼びしている事実に、なぜそこまで親しくなっているのだと面白くないことこの上ない。


自然にお茶に連れ出し、自然に下の名前を呼ぶ菊池は相変わらず飄々としていて本心がどこにあるのかもよくわからなかった。


余裕のある男性。

女子の好きそうなワードが思い浮かび、ひとりげんなりする。



そして俺はというと、自宅への誘いの返信が彼女からまだ来ていないのだから、それがさらに負の感情を増幅させていた。

76→←74



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (89 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
173人がお気に入り
設定タグ:SexyZone , 中島健人 , 菊池風磨   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:にこ | 作成日時:2021年9月25日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。