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youside
ただいま新幹線の中から外の景色を眺めています
そう…今日は…!!
『宮城に遠征だぁ〜!楽しみだぁ〜!!』
黒「随分ノリノリだなぁ。」
『だってなんかワクワクするじゃん!今まで遠征って遠征なかったし、ずっと梟谷グループでメンバー同じだし!』
夜「まあ、全く知らないチームとやるのも大事だよな。」
孤「俺はもう…帰りたい…。」
私、黒尾、やっくん、研磨の4人で座席を向かい合わせにして
仲良くトランプゲームなどをして過ごしていた
仙台駅まで2時間もせずに到着するらしく
新幹線の中で食べようといっぱい用意していたお菓子達の
出番はあまりなさそうだった
孤「…あ。忘れてた最悪だぁ、。」
『えっ!?どうしたの研磨!死にそうな顔してる!!』
孤「今日、楽しみにしてたゲームカセットの発売日だった。話題になってたから戻った頃にはなくなってそう…。」
夜「へー。どんなゲームだ?」
孤「RPGゲームのリメイク版だよ。このゲームのシリーズ
好きだから買おうと思ってたのに…。」
『まぁ、あっちについて時間ある時にでも探してみれば?
そんなにしょんぼりしないで、ね?』
と言ってもずっとしょぼくれモードの研磨だった
.
.
.
新幹線は仙台駅に着き、そこから電車に乗り換えて
目的地の槻木澤高校の最寄り駅へ向かう
GWなこともあり、電車の中はそれなりに混雑していた
黒「よーし。じゃあこっから歩いて向かうけど、お前らはぐれんなよー。」
「「「「 はい!」」」」
東京に住んでいたら中々味わえない、のどかな道を進み
向かうは槻木澤高校
部員たちの後を歩いていた私は、ふとある事に気付く
『1、2、3、4、5、6、7…、8、9……。へ。1人足りない。
え、嘘でしょ、誰が……。ていうかプリン頭いない…。』
芝「どうしたんですか?安達さん。ずっと何か喋って。」
『研磨が…、研磨がいない!!!!!』
黒「なんだって!?」
急いで研磨に電話をかけると
孤「通り道にあった電気屋にゲームカセット置いてないか
少しだけ見に行ったら、迷子になっちゃった…。」
と申し訳なさげな声のトーンで事情を説明した
『とりあえず迎え行くから位置情報送って!そこから動かないでね!』
と言い、黒尾と2人で研磨を迎えに行くことにした
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KIRA(プロフ) - キュンキュンする!いつもとっても楽しみです!頑張ってください (2022年5月19日 6時) (レス) @page46 id: 8a3ea8f2fe (このIDを非表示/違反報告)
tama - すごく面白いです!続き待ってます! (2022年5月12日 13時) (レス) @page39 id: 3f769884b2 (このIDを非表示/違反報告)
saku - 凄くいい小説を書いてくださりありがとうございます!!続き楽しみにしてます! (2021年11月23日 17時) (レス) @page15 id: 0f7005463c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜空舞 | 作成日時:2021年11月4日 5時