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その日のお昼休み
女「A〜！お昼食べ行こ〜！」
『はーい、今行くー、まって〜！』
お弁当は同じクラスの友達と中庭で食べるのがいつもの日課
今日もそのつもりでお弁当を持って席から立つと
黒「わりーな、コイツこれから毎日俺と弁当食べるらしい。」
女「えー、そうなのー？」
黒「そうなのー。だからゴメンね、借りていきまーす。」
女「わかった〜！A行ってらっしゃい〜！」
『い、行ってきます…。』
『…って！知らないし！どこ連れてくの！！
やっくん助けてええええ！』
黒「おい暴れんな！夜久ならもう先に行ってるよ。」
『先に行ってる…？』
そう。何を隠そう私は 3年5組
黒尾とやっくんと同じクラスなのだ
あぁ、神様。私なにか悪い事しました！？
今まで普通の女子高生らしい生活を送ってたつもりでいたのに、急にこんなトサカの協力者になって
挙句の果てにリンチされてるし…
『どこで人生間違えたんだろう…。』
黒「なんか言ったか？ それより着いたぞ。」
そう言ってドアを開ける黒尾
ドアの向こう側には広々とした屋上と、男子バレー部の
メンバーが集まっていた
山「黒尾さん遅いですよー！」
黒「悪ぃわりぃ、こいつがよく暴れるもんでさ。」
『え！みんな集まって！どうしたの？』
孤「俺たちいつもここでお昼食べてるの。」
夜「あー、確かに安達来るの初めてだよな。知らなかったのか？」
『知らなかったよ！ひどーい、マネだけ仲間外れなんて！』
黒「女1人だけじゃ可哀想だと思って誘わなかったんだよ。
……で、今回は連絡事項あるからよーく聞け、
来週からのGW、宮城県に遠征行くことになったからな。
初日はうちで練習。次の日の3日に新幹線で宮城向かって、
槻木澤高校と練習試合。
4日は体育館借りて練習、5日に白戸高校と練習試合
んで最終日に烏野高校と練習試合して、新幹線で帰る。
東京戻ってこれねぇから忘れもんだけはすんなよー。」
黒尾がざっとGWの予定を伝えると
山本は宮城県ってなにあんだ？、研磨は家にいたい…って
それぞれの反応を見せてる
烏野高校…どっかで聞いた事あるような…ないような…
ってモヤモヤしながらスマホを見る
『あー！早くお弁当食べないと時間無くなっちゃう！！』
黒「お前食うスピード豚並だから大丈夫だ…ｸﾞﾍｯ」
見事、みぞおちに肘入りましたありがとうございます
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KIRA(プロフ) - キュンキュンする！いつもとっても楽しみです！頑張ってください (2022年5月19日 6時) (
レス) @page46 id: 8a3ea8f2fe (このIDを非表示/違反報告)
tama - すごく面白いです！続き待ってます！ (2022年5月12日 13時) (レス) @page39 id: 3f769884b2 (このIDを非表示/違反報告)
saku - 凄くいい小説を書いてくださりありがとうございます!!続き楽しみにしてます！ (2021年11月23日 17時) (レス) @page15 id: 0f7005463c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜空舞 | 作成日時：2021年11月4日 5時
