今日から俺の彼女な【黒尾鉄朗】

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男子バレー部のキャプテンで身長もあって
勉強もそこそこできるし顔も良いらしいから黒尾はモテる


トサカ頭のクセにね






だからこその悩みなんだろうけど、

なんだかそう考えたらちょっとムカついてきた！










黒「ストーカーしてたくらいだもんなぁ、そんな簡単に諦めてくれないよなーー。」





『…はぁ。わかったよ。いいよ、やるよ。』



黒「へ？やる？」



『だーかーら！彼女やるってこと！ただしあの子が諦めて何もしてこなくなったら辞めるからね！』


黒「まじ？いいの？神様なの？」


『そーなの神様なのー。キャプテンがそんなんじゃみんながが可哀想でしょ！！』








感謝します恩に着ますなんて軽々しく言ってみせた黒尾は

ニコニコ顔を緩ませながらケーキを頬張った


.

.

.



黒「悪かったな長居して。」


『ううん大丈夫！ケーキ1人じゃ食べきれなかったし。』







それからしばらくお喋りをしてたらいい時間になっていたので、帰る黒尾を見送りに家の門までやってきた








『気をつけて帰ってね！』


黒「ああ、ありがとうな。お邪魔しました。」


『はーい！また明日学校でね！』


黒「おう。あ、そうだ忘れてた…。」


『ん……？』


黒「____よしっ。朝練遅刻すんなよ〜。またな〜。」


『………へ、え？ちょ、ちょっと〜〜！！！！』









私の叫び声はきっと聞こえているはずなのに、無視して歩き出す黒尾をキッと睨んだ




なんでって？


そりゃ、だって、今……！













キスされたんだもん…！！！！！

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