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黒尾side
俺は今、マネージャー達の部屋の前にいる
心臓がバクバクして仕方がない
ていうかこんな所で固まってるの誰かに見られたら…
意を決してドアをノックしようとした時
谷「ひええええ!!!!あ、えっと、音駒の主将さん、?」
黒「驚かしてわりぃな。…Aいるか?」
谷「あ、今、呼んできますね。」
ドアから出てきたのは烏野の新しいマネージャーだった
そいつに頼んでAを呼んでもらった
けれどすぐには出てこず、5分経ってやっと出てきた
『……なに。』
とドアの後ろからジトっと睨みながら
.
.
さすがにあんな所で話すなんて
公開告白と同じようなものだと思い、中庭へ移動した
夜でも夏は暑くて、でもたまに吹く風邪が気持ちよかった
二人でベンチに腰掛けたけど、お互い端っこに座ってる
黒「…さっきは悪かったよ。怒っちまったりして。」
『なんで怒ったの?』
黒「そ、それは…。俺は、す、、、すす、」
『私ね、黒尾とあの子が手繋いでたり、き、キスしてたり
仲良さそうにしてるの見ると、…ここら辺がキュッてするの。』
好き の2文字が言えずにいると
Aが心臓ら辺を抑えて、なんとも可愛いことを言い出した
『私、黒尾が他の女の子と付き合ってるの見てるの、
嫌みたいなの、。何でかわかんないけど…。』
黒「俺もAが他の男と付き合ってたとか聞くの嫌だ。
…それに、あの女と付き合ってるのは
お前にもう手を出さないって条件で付き合ってるんだよ。」
『えっ!?黒尾知ってたの!?
ていうか!!そんなんで守ってもらうほど弱くないし私!!』
プンプンと腹を立ててるAを見て
改めて好きだなと自覚する
黒「じゃあもう仲直りだな。明日も早いからさっさと戻るぞ。」
『うん、わかった!!』
半ば強引に仲直りにしたけど
笑顔で俺の後ろについてくるAを見て、
これでいいやとも思った
.
.
赤「…Aさんと仲直りはしたみたいだけど、
結局告白はしてないんですね。」
黒「うるせぇ赤葦!!なんで知ってんだよ!!」
次の日の朝、赤葦に茶化された
あいつは何でも知ってるエスパーかなんかなのか?
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KIRA(プロフ) - キュンキュンする!いつもとっても楽しみです!頑張ってください (2022年5月19日 6時) (レス) @page46 id: 8a3ea8f2fe (このIDを非表示/違反報告)
tama - すごく面白いです!続き待ってます! (2022年5月12日 13時) (レス) @page39 id: 3f769884b2 (このIDを非表示/違反報告)
saku - 凄くいい小説を書いてくださりありがとうございます!!続き楽しみにしてます! (2021年11月23日 17時) (レス) @page15 id: 0f7005463c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜空舞 | 作成日時:2021年11月4日 5時