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youside
黒尾に彼女役の終わりを告げられてから1週間ちょっと
平日の学校終わりも、土日の部活終わりも
女「黒尾せんぱーい！帰りましょ〜！♡」
夜「うげ、またいるよあの子。よく飽きないよねぇ。」
海「さすがに毎日は愛されすぎてるな、黒尾。」
『…、私、先帰りますね。』
毎日やって来る黒尾の彼女は
部員たちの間でも有名人になり、毛嫌いされていた
それを知っててか、知らないのか
懲りずに黒尾を迎えに来る
帰り道、駅前でイチャイチャしているところに遭遇した時
さっさと改札を通れば良かったのに
黒尾と彼女がキスしてるところを見た時
何故か涙が止まらなかった
その日以来、私は二人より先に帰ることを日課にしている
けれど今日は！！！そんな心配も必要ない！！！
なぜなら！！！！！
『潔子ちゃん〜！谷地ちゃん〜！！久しぶり〜！！！』
谷「お、お久しぶりです！安達先輩！！」
清「久しぶりって言っても2週間だけよ、大袈裟。」
今日から始まる森然高校での1週間の合同合宿
音駒のみんなで、1番最後に到着した烏野を迎えに来たのだ
相も変わらずクールな潔子ちゃんに、可愛い谷地ちゃん
はぁ、なんて幸せな空間なのでしょう
清「今回は音駒じゃなくて、森然で合宿なのね。」
『夏の合宿はいつも森然でするの！こっちの方が涼しくて。
でも、虫いっぱいだから後で虫除けスプレー貸してあげる。』
谷「ふ、ふぇ、虫…。」
虫やだ と怖がる谷地ちゃんを
潔子ちゃんと二人で宥めながら体育館へ向かう
今回の合宿も前回同様
ひたすらグルグルローテーションで全チームと対戦する
1試合目は 梟谷 対 烏野 、 森然 対 生川
音駒は審判や得点へ回った
私は猫又先生の隣に立って観戦していたら＿＿＿＿＿
ﾊﾞﾁｯ
赤葦くんと目が合った
パンケーキを奢ってもらった日以来会ってなかったし
いざ会ったらあったで会話が見つからず
まだ話しかけに行けていない
けれどそんな心配を他所に、
赤葦くんは微笑んで軽く手を降ってくれた
嬉しくなって、それに私も笑顔で軽く手を振った
それを怖い顔で見ていた黒尾の視線なんて
気付きもせずに＿＿＿＿＿＿＿。
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KIRA(プロフ) - キュンキュンする！いつもとっても楽しみです！頑張ってください (2022年5月19日 6時) (
レス) @page46 id: 8a3ea8f2fe (このIDを非表示/違反報告)
tama - すごく面白いです！続き待ってます！ (2022年5月12日 13時) (レス) @page39 id: 3f769884b2 (このIDを非表示/違反報告)
saku - 凄くいい小説を書いてくださりありがとうございます!!続き楽しみにしてます！ (2021年11月23日 17時) (レス) @page15 id: 0f7005463c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜空舞 | 作成日時：2021年11月4日 5時
