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黒尾side
合宿から3日が経った今日
体育館の点検が入るため、久々に午後練がオフになった
夜「いいもん買えたなー、みんな。」
山「俺、ずっとこの雑誌欲しかったんすよ…！！」
黒「山本、お前それグラビア雑誌だろ。…後で俺にも見せろ。」
孤「2人とも、気持ち悪い…。」
男バレのメンバー数人で、休みを満喫するべく
学校帰りにモールに寄って買い物をしていた
外もすっかり暗くなって、そろそろお開きかなと思っていたら
ﾋﾟﾛﾛﾛﾝ ﾋﾟﾛﾛﾛﾝ
黒「わりぃ、ちょっと電話でてくる。」
スマホが鳴ったので、みんなから少し離れて画面を見る
そこには《安達 A》という文字
何があったんだろう、そんなこと考えて電話に出ると
黒「もしもし、どうかし…」
「黒尾くん！！！Aが！！！！＿＿＿＿。」
黒「＿＿＿＿＿＿＿＿＿。わかった、すぐ行く。」
電話に出たけれど、相手はAではなく
Aと仲のいい奴だった
黒「お前ら！先帰ってろ！」
通話を切ってすぐ夜久達にそう言って、俺は走った
そして着いたのは、Aの家の近くの病院
受付で案内された部屋に急いで向かう
黒「A！！！！！」
『えっ！？黒尾！？なんで！！！！？』
部屋にいたのは、電話をかけてきた奴と
頭や腕に包帯をぐるぐる巻いているAだった
「ごめん、私塾あるからそろそろ帰らなきゃ。
黒尾くんあとよろしくね。」
気を使ったのか、本当なのかそう言って
部屋にいたAの友達が帰って行った
2人きりになった部屋で、先に口を開いたのはAだった
『ご、ごめんね、私がヘマして歩道橋の階段踏み外して…。
親近くにいないし、さっきの子、私と黒尾が付き合ってるって
思ってたから、…だから黒尾に連絡いっちゃったのかな。
ごめんね、本当に。』
黒「違うだろ。誰にやられた。」
『へ…。誰って、自分で落ちちゃっただけだよ〜。』
明らかに動揺してるのに、あくまで自分が落ちたと主張してる
まったくこいつは、なんでこんなにも自分のことを
大切にできねぇんだ
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KIRA(プロフ) - キュンキュンする！いつもとっても楽しみです！頑張ってください (2022年5月19日 6時) (
レス) @page46 id: 8a3ea8f2fe (このIDを非表示/違反報告)
tama - すごく面白いです！続き待ってます！ (2022年5月12日 13時) (レス) @page39 id: 3f769884b2 (このIDを非表示/違反報告)
saku - 凄くいい小説を書いてくださりありがとうございます!!続き楽しみにしてます！ (2021年11月23日 17時) (レス) @page15 id: 0f7005463c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜空舞 | 作成日時：2021年11月4日 5時
