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『はぁ〜スッキリしたぁ〜!』






脱衣所にある時計を見ると時刻はもう22時




結局あの後すぐお風呂に入れる訳もなく、


ビブスとタオルの洗濯、明日の流れの確認と各主将達に報告、

みんなが食べ終わった頃に食器を洗って…





と、そんなことをしていたらいつの間にか

お風呂順番が1番最後になっていた














『ただいまー!』



雀田「おかえりA〜。相変わらずの薄着だね。」



宮ノ下「夜冷えるよ〜!上着着ないとだよ〜!」



大滝「まぁ、もう夏なんだし丁度いいんじゃない?」














部屋の戸を開けると、可愛いマネちゃんズが迎えてくれる


合宿の醍醐味でもある、

マネージャーみんな一緒のこの寝室!!




いつも就寝前に、みんなで好きな俳優やアイドルに着いて語り、

ホラー映画などみて、怖いねってみんなでくっついて寝る




それに今回は烏野の二人もいるし!!










あぁ、幸せだなぁ とそんな想像をしていたら






ぎゅるるるるるるるる〜













清「今のって……。」


谷「安達先輩、ですか…?」




『あ、あはははは。夜ご飯全然食べれなくって、はは。』















可愛さの欠けらも無い音を出したのは

紛れもなく私のお腹だった






『お腹空いたから自販機でなにか買ってくるね!』






と恥ずかしさでそんなことを口走る







白福ちゃんが 「私の持ってきた菓子パンあげる〜」







と言ってくれたけど、食べるの大好きな彼女に食べ物を貰うのは

なんだが気が引ける









バッグからお財布を取り出し、



じゃあ行ってくるね!と部屋を飛び出した












そして向かったのは中庭の自販機




いつもは人気で、

常に売り切れだったいちごミルクが運良くある







光ってるそのボタンを押すと、

すぐ 売り切れ という文字に変わった






ラスイチラッキーと小さく呟き、

紙パックにストローを挿して近くのベンチに座った









お風呂上がりのほてった体に生ぬるい風があたる






それが気持ち良くて目を瞑ると、

廊下の方から足音が聞こえてくる






先生達は飲みに行ってるらしいから、慌てることないや






そんなことを考えていたら、その足音は私の目の前で止まった








けれどすぐに風に乗ってくる匂いで

目の前の人物が誰だかわかった
















『いちごミルク、ラスイチ私が貰ったよ。




黒尾。』

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KIRA(プロフ) - キュンキュンする!いつもとっても楽しみです!頑張ってください (2022年5月19日 6時) (レス) @page46 id: 8a3ea8f2fe (このIDを非表示/違反報告)
tama - すごく面白いです!続き待ってます! (2022年5月12日 13時) (レス) @page39 id: 3f769884b2 (このIDを非表示/違反報告)
saku - 凄くいい小説を書いてくださりありがとうございます!!続き楽しみにしてます! (2021年11月23日 17時) (レス) @page15 id: 0f7005463c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜空舞 | 作成日時:2021年11月4日 5時

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