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『赤葦くんーー!ここいい?』


赤「どうぞ。」







夕食作りも終わり、

今は思い思い好きな人達とご飯を食べている




自分の分をおぼんに乗せ、

愛しの赤葦くんはどこだとキョロキョロしていたら






見つけた!ロックオン!!!






ちょうど席に着こうとしてたので、誰かに取られる前に

大急ぎで目の前の席を確保致しました












『赤葦くん、今からでも遅くないから音駒に来ない?』



赤「もう十分遅いですよ。」



『無理だよ〜。私、赤葦くんみたいないい子いなきゃ

やってられない!』



赤「そんなこと言って大丈夫なんですか。後ろ、見てますよ。」



『へ?後ろ?』













赤葦くんの目線の先を見ると




目をうるうるとさせてる音駒の1、2年がいた













灰羽「酷いです安達さん!俺いい子にしてましたよ!」


犬岡「俺だって!いい子にしてたっすよ!!」


福永「………。」












自分はいい子です!と主張するリエーフと犬岡くん


いつもポーカーフェイスの福永くんは

心做しか少し悲しい顔をしていた




そうゆうことじゃないからね!と弁明しようとした時












木「後輩いじめちゃダメだろ〜、A〜。」



黒「そうだよ〜。それに赤葦と2人でご飯なんてなー。

悲しくなっちゃうよ、俺。」













来やがった。

トサカ頭にフクロウ頭



この2人が一緒にいる時はろくな事が起きない




慌てて目の前にいる赤葦くんに助けてと視線を送るが

…あれ。ちょっと口角上がってる



おっと?楽しんでるなこいつ?








とりあえずこれ以上面倒くさくなる前に逃げよう!!








『大丈夫!犬岡くん達はいい子だよ!


黒尾とか山本みたいなデリカシーないやつより、

赤葦くんみたいな紳士がいてほしいなってことだからね!』





黒「誰がデリカシーないって?」





『うるさい!どう考えたって黒尾でしょ!

とりあえず私はもうお風呂行く!』











ほぼご飯食べてないけど、この空間にいるよりはマシだと


おぼんを持って逃走した













木「赤葦ー。Aに何言われてたんだ?」



赤「…口説かれてました。」



木・黒「口説かれてたぁ!?」













逃走した後にそんな会話が行われてたことも



いい子だと思ってた赤葦くんが、実は小悪魔だったことも






まだ私は知らなかった

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KIRA(プロフ) - キュンキュンする!いつもとっても楽しみです!頑張ってください (2022年5月19日 6時) (レス) @page46 id: 8a3ea8f2fe (このIDを非表示/違反報告)
tama - すごく面白いです!続き待ってます! (2022年5月12日 13時) (レス) @page39 id: 3f769884b2 (このIDを非表示/違反報告)
saku - 凄くいい小説を書いてくださりありがとうございます!!続き楽しみにしてます! (2021年11月23日 17時) (レス) @page15 id: 0f7005463c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜空舞 | 作成日時:2021年11月4日 5時

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