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GWの合宿も終わり、IH予選まで残り1ヶ月を切った
今日は朝練のない日だったので体育館には寄らず
そのまま昇降口へ向かい、自分の下駄箱をあけた
『はぁ、今日も入ってる…。』
GW開けから毎日入っているこの紙
今日は 早ク別レロ の文字が書いてある
ブスだとかインラン女だとか書かれた日もあった
犯人は誰だか分かってないけど、
黒尾のストーカーをしてたあの子でほぼ間違いないとは思ってる
我ながらめんどくさい事に首突っ込んじゃったな
そんなこと思いながら教室へ入る
夜「安達、おはよう。」
『やっくん、おはよう。』
夜「…安達なんかあったか?すっげぇゲッソリしてるぞ。」
『んー?そう?最近アニメみて夜更かししてるからかな。』
教室に着くなり一瞬で私の変化に気付くやっくん
本当だったらやっくんにも黒尾にも
最近こんな紙が毎日入ってるの!と愚痴ればいいんだけど
IH予選も近いし、変な心配はかけたくない
ましてや私たちは3年生
あと何回このメンバーで公式戦の試合に出られるかわからない
夜「まぁ、何もないならいいけど。無理だけはするなよ。」
黒「なぁにー?彼氏の俺に隠し事してるの、Aちゃん。」
と、後ろから登場してきた黒尾にビックリしたけど
悟られてたまるかと
『あーあバレちゃったかぁ。ホントはね、
合宿のとき黒尾の横で寝てたらねー。黒尾にねー。』
黒「はいストップお嬢ちゃん。焼きそばパンで手を打たない?」
『2個ね。』
ったくどんだけ食うんだよ。
やっくんにだけはマズイだろ、知られたら殺されるから俺
と小声で訴えてくるものだから、もう1回バラしてやろうとしたら
黒「あーなんか俺、いちごミルクもあげたくなってきたな〜!」
なんて言うから口を閉じてあげた
こんなやり取りもいつもと変わらない風景なのに
やっくんだけは疑いの目で見ていたのを
私は気付かなかった
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KIRA(プロフ) - キュンキュンする!いつもとっても楽しみです!頑張ってください (2022年5月19日 6時) (レス) @page46 id: 8a3ea8f2fe (このIDを非表示/違反報告)
tama - すごく面白いです!続き待ってます! (2022年5月12日 13時) (レス) @page39 id: 3f769884b2 (このIDを非表示/違反報告)
saku - 凄くいい小説を書いてくださりありがとうございます!!続き楽しみにしてます! (2021年11月23日 17時) (レス) @page15 id: 0f7005463c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜空舞 | 作成日時:2021年11月4日 5時