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みんなが朝食を食べ終わり
部屋に戻って白戸高校へ向かう準備をしている中
『ふぅ、やっと終わった…。』
私は大量の食器を大急ぎで洗ってました
黒「よーし、じゃあ出発するぞー。
今日は迷子になっても探してやんねぇぞ。研磨。」
孤「わかってるよ…。」
私が最後の一人だったらしく
靴を履いてみんなの元へ駆けて行ったらすぐ出発の声がかかった
そして着いた先は白戸高校
今日の試合相手だ
ウォーミングアップが始まり
ランニングからスライディング、パスをして
スパイクとサーブ練習
「なーんだ、東京から来るって聞いたからちょっとビビってたけど、飛び抜けて凄そうなやついないじゃん。」
相手校から聞こえてきたその言葉にカチンときた私は
『1セットも取らせんな。』
試合が始まる前の集合時間にそれだけ伝えた
______________
黒尾side
最終試合の最終セット
犬岡が打ったスパイクが相手コートに落ち
「「「 よっしゃー! 」」」
Aの言った通り、1セットも相手に取らせず試合が終わった
「なんであんなに強いんだ…!」
相手校の方からそんな声が聞こえてくる
Aも同じ声が聞こえたのか
『うちの強さ思い知ったでしょ、一生馬鹿にすんな!べー!』
と小さく舌を出している
Aとちゃんと話せるようになった今日は調子がいい
昨日はボロボロで上手く決まらなかったスパイクもサーブも
今日は綺麗に決まる
黒「はっ。これがマネージャーパワーってやつかよ。」
『ん?なんか言った?』
黒「いやぁ。なんでも?今日フルでセット取ったんだから
夕飯は秋刀魚の塩焼きな。」
『いや、時期じゃないから秋刀魚ないでしょ。』
黒「え!?時期なんてあんの!!?」
今年一の衝撃でびっくりしていたら
そんなのも知らなかったの、バカね
とAが笑っていた
不覚にも自然に笑ってくれたその顔に
ほんと、本当に不覚にも
ドキッとした俺がいた
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KIRA(プロフ) - キュンキュンする!いつもとっても楽しみです!頑張ってください (2022年5月19日 6時) (レス) @page46 id: 8a3ea8f2fe (このIDを非表示/違反報告)
tama - すごく面白いです!続き待ってます! (2022年5月12日 13時) (レス) @page39 id: 3f769884b2 (このIDを非表示/違反報告)
saku - 凄くいい小説を書いてくださりありがとうございます!!続き楽しみにしてます! (2021年11月23日 17時) (レス) @page15 id: 0f7005463c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜空舞 | 作成日時:2021年11月4日 5時