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大学受験無事合格したので更新します！
youside
嫌な音が聞こえ目が覚めた
毎朝聞く、このアラームの音が世界で1番嫌いだ
今日は合宿3日目
白戸高校との練習試合の日
『……、ねむ。』
働かない頭をなんとかフル回転させ
ジャージに着替え、顔を洗い、朝食を作るために食堂へ来た
昨日1日、黒尾のことを無視していたけど
今日は練習試合だし
黒尾はキャプテンで私はマネージャー
今日もそんなことが通用するわけじゃないだろう
『はあーーー、どうすればいいのーーーーーー！！！』
海「随分と荒れてるな。どうしたんだ？」
野菜を切りながらムシャクシャして大きい声を出した時
キッチンの横に立っていた海に声をかけられた
『海、お、おはようビックリしちゃった。随分早起きだね？』
海「山本のいびきがあまりにも大きくて、目が覚めたんだ。
安達こそ早起きで朝食作ってくれてありがとう。」
『いいんだよこれくらい、ご飯作るの好きだし。』
海「そうか。けどあんまり無理はするなよ。さっきのも。」
海が言った、さっきのも はきっと
私が大声で不安を漏らしたことについてなんだろう
けれど変に詮索せず、聞き出すこともしない
これが海の優しさなんだなとしみじみ感じる
ありがとう、優しいね
それだけ言って私は朝食作りを再開した
海が手伝おうかと言ってくれたが、
今日は練習試合なので二度寝でもしておいでと断った
そしてみんなの起床時間から10分ほど経って
なんとかギリギリ朝食を作り終えた
夜「おはよう安達。朝食ありがとうな！」
山「素敵な笑顔と素敵な朝食ありがとうございます！」
はいはい、召し上がれ
とみんなのご飯とお味噌汁をよそって渡す
そして残った茶碗の数と、まだ渡していない人を考えた時
あと、黒尾だけだ…
その答えが出たときには おはよう と低い声が聞こえてきた
みんなにもう心配はかけたくない
その一心で
『おはよう黒尾。今日練習試合だからいっぱい食べな！はい！』
黒「さすがに朝からその大盛りはキツイんだけど。」
挨拶返してくれないと思ってたのかな
私がおはようって言った時の黒尾の顔、すごく驚いてた
でも、普通に話せてよかった
私は安堵の気持ちからか、少し泣きそうになった
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KIRA(プロフ) - キュンキュンする！いつもとっても楽しみです！頑張ってください (2022年5月19日 6時) (
レス) @page46 id: 8a3ea8f2fe (このIDを非表示/違反報告)
tama - すごく面白いです！続き待ってます！ (2022年5月12日 13時) (レス) @page39 id: 3f769884b2 (このIDを非表示/違反報告)
saku - 凄くいい小説を書いてくださりありがとうございます!!続き楽しみにしてます！ (2021年11月23日 17時) (レス) @page15 id: 0f7005463c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜空舞 | 作成日時：2021年11月4日 5時
