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youside
※下ネタ注意です苦手な人は飛ばしてください※






ピリリリリリリ ピリリリリリリ






みんなを起こさないように、

小さめの音で設定したアラームが鳴る








隣に黒尾がいる状況で寝れるはずないと思っていたけれど

案外ぐっすり眠れたみたいで、疲れは残ってない







けれど…


金縛りにあったかのように体が全く動かない


それに何だか暑い…人の温もりみたいな感じがする







そしてふと、服の中に忍び込むものでこの状況がわかった







私、黒尾に抱きしめられてる!?!?







服の中にある黒尾の手はどんどん上に上がってきて、

胸にあたるスレスレのところまでやってきた




『ちょっと!黒尾!や、やめて、何してるの!』




黒尾に聞こえるだけの声量で必死に抵抗したけど




黒「スピー スピー スピー」




と規則正しい寝息が聞こえてくるだけ









え、寝ててこれは手癖酷すぎないかい???

そう考えててもこの状況は変わらない










そしてしまいには、背中に硬いものがあたり…





えこれっていわゆる疲れマラってやつですか!?!?





驚いた反動で服の中にあった手は胸まで伸びてきて、






バチンっ






私は黒尾の頬を思いっきり叩いた











黒尾は頬を叩かれた衝撃で起きたらしく、




黒「いってぇ…。なに、どうしたんだよ。」




何があったのか分からないように聞いてきたが







あまりの事に動揺してた私は、

急いで荷物をまとめて部屋を飛び出し、更衣室へ向かった



.

.

.



更衣室でジャージに着替え、荷物も、

今日から使う部屋に持っていくまでロッカーにしまった










朝食の準備が終わった頃、

タイミングよくやってきた部員達にご飯をよそう








いつもならこの時点で黒尾とも おはよう

などの会話をするが、今日はなし












そんな光景に他の部員たちは 何かあったのか と心配するが

それはきっと、黒尾のほっぺにある真っ赤な手形をみて

大体は察しているだろう















今日一日

練習中、休憩中、食事の間も、合宿所に戻っても








黒尾は何度か話しかけてきてくれたが

その度にスルーして無視したので、今日は何も話してない







そして今日から一人部屋で寝れるため、話すことも無い








けれど、






話すことも無いはずなのに、キスのことも、今日のことも忘れればいいだけなのに


なぜか黒尾の事が頭から離れない

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KIRA(プロフ) - キュンキュンする!いつもとっても楽しみです!頑張ってください (2022年5月19日 6時) (レス) @page46 id: 8a3ea8f2fe (このIDを非表示/違反報告)
tama - すごく面白いです!続き待ってます! (2022年5月12日 13時) (レス) @page39 id: 3f769884b2 (このIDを非表示/違反報告)
saku - 凄くいい小説を書いてくださりありがとうございます!!続き楽しみにしてます! (2021年11月23日 17時) (レス) @page15 id: 0f7005463c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜空舞 | 作成日時:2021年11月4日 5時

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