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黒尾side





猫又先生に呼び出され、



明日の流れの連絡と、研磨が迷子になった件についてお叱りを食らった




しかもかれこれ15分くらい長々と








黒「ったく、猫又センセー話なげぇんだよ。


………って、はあ?」








愚痴をこぼしながら就寝部屋の戸を開けると

なんとも露出の激しいAがいた








黒「いやいやいや、お嬢さん。

仮にもさ?あなた以外みんな男子なんだよ?さすがにその格好は不味いんじゃあない?」





『え?…この服どこか変?なにかついてるの?』





黒「いや露出度の問題だから。

…はぁ。とりあえずこれ羽織っとけ。まだ着てないやつだから安心しろ。」









自分のバッグから取り出した薄手の上着を彼女の肩にかける


けどAは、薄着でしか寝れないからいらない!と

せっかく渡してやった上着を俺に返してくる




うちのマネージャーはバレーのことに関しては真面目だし、

学校でも変に馬鹿な行動はしない




……けれど、救いようの無いくらい天然だ









就寝時間も近いため、山本がAに興奮しないうちに

とっとと電気消して寝てやろうと思い










黒「じゃあ約束通り、Aは俺の隣の布団だからなー。
ちなみに一番奥の布団な。

おい、犬岡!電気消してくれ。」










ほらほら、とAの背中を押しながら布団まで連れていく



観念したのか、隣の布団には入ったけど

俺に背を向けておまけに端っこまで寄って距離を取ってる








ここまでされると逆に意識されてんじゃないかと思うけど





…そういえば俺こいつにキスしたんだわ





我ながらノリと勢いでしてしまったけど、完全にしたくなったからした。そんな感じだ







俺、……欲求不満なのかな







さすがに欲求不満でいきなりキスはやばい奴だろ、

てかこいつ怒ってないのか?








一度考え出したら気になって眠れなくなり







黒「なぁ、A。…起きてるか?」






電気を消してからそれなりに時間もたってるから

さすがに寝てるよなと思いつつ、ダメ元で声をかける







『………なに。』






黒「あ、起きてた?

…Aさ、俺とのキス嫌じゃなかった?」







『はっ………はぁ?なに急に…。忘れようとしてたのに。

てか!もう、早く寝て!明日も早いんだから!』












一度大きな声を出したあと、少し慌てながら

小声で 早く寝ろ と捲し立てるAは、ちょっと弄りがいがあって面白かった

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KIRA(プロフ) - キュンキュンする!いつもとっても楽しみです!頑張ってください (2022年5月19日 6時) (レス) @page46 id: 8a3ea8f2fe (このIDを非表示/違反報告)
tama - すごく面白いです!続き待ってます! (2022年5月12日 13時) (レス) @page39 id: 3f769884b2 (このIDを非表示/違反報告)
saku - 凄くいい小説を書いてくださりありがとうございます!!続き楽しみにしてます! (2021年11月23日 17時) (レス) @page15 id: 0f7005463c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜空舞 | 作成日時:2021年11月4日 5時

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