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youside



スポーツショップから合宿先へはほぼ直進だったので、
迷わず辿り着けた


そんな私を見て




黒「え!ちゃんと帰ってこれたの!俺、迎えに行く気満々だったのに!偉いねぇ!」





と謎に子供扱いされたので、ムカついて蹴りを入れてやった





黒「ったく、いってえなあ、これだから怪力は。」



『黒尾、いいこと教えてあげる。今日の夕飯なくなって欲しくなかったら黙った方がいいよ?』



黒「すみません黙ります。」




.

.

.





合宿での食事作りも、もちろんマネージャーの仕事なので


普段自分のご飯しか作らないから、こんな大人数分の食事を作るのは新鮮で、ちょっと楽しい



辿々しい手つきで手伝ってくれる1年生達が

可愛いし、なんのって、弟ができた気分だ






『よしっ!これで全部完成!!手伝ってくれくれてありがとうね!!みんなのこと呼んできてくれる?』


1年生「「 はい! 」」





しばらくして

みんながゾロゾロとやって来て、一人一人に好きな量の
白米をよそって渡す







山「うをおおお!美味そう!!」

夜「さすが安達だなー。」

孤「野菜…多い。」

黒「研磨。ちゃんと野菜も食べろ。」





私も最後に自分の分をよそい、ちょうど空いてた黒尾の
隣の席に腰を下ろす









黒「あら、なあに?俺の隣来たかったの?」




『ちょうど空いてたからだし。』




黒「そーですか。ま、それでもいいや。


作ってくれてありがとな。ご飯うめぇよ。」









そう言って微笑む黒尾



今までの合宿だって、私がご飯を作って ありがとう と感謝されることなんて何回もあったのに




キスされたあの日以来、どうしても意識してしまって

いちいちドキドキしちゃう








ていうかなんでキスしてきたのか聞けてないし!!

まさか……欲求不満?











海「安達、箸止まってるぞ。大丈夫か?具合悪いか?」



『あ、!ううん!大丈夫!』










なんてぐるぐる考えていたら、海に心配されたので

今はとりあえず考えるのはやめて、ご飯を食べることにした



.

.

.




みんな全部綺麗に完食してくれ

私は最後のお皿洗いに取り掛かっていた



『ふぅ〜、やっと終わったぁ。』



これが明日、明後日は1日3食分だもんなぁ…




なんて今から疲れていたら、猫又先生がやってきた








猫「おぉ、安達。ここにいたか。」



『猫又先生!どうかしたんですか?』





猫「それがなぁ、申し訳ないんだが_________。」

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KIRA(プロフ) - キュンキュンする!いつもとっても楽しみです!頑張ってください (2022年5月19日 6時) (レス) @page46 id: 8a3ea8f2fe (このIDを非表示/違反報告)
tama - すごく面白いです!続き待ってます! (2022年5月12日 13時) (レス) @page39 id: 3f769884b2 (このIDを非表示/違反報告)
saku - 凄くいい小説を書いてくださりありがとうございます!!続き楽しみにしてます! (2021年11月23日 17時) (レス) @page15 id: 0f7005463c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜空舞 | 作成日時:2021年11月4日 5時

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