twilight (ページ9)

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勇「いいとこじゃん」

『でしょ！？一目惚れだったの！』

勇「オートロックに、モニター付きインターフォン。追い焚き機能に、対面キッチン。......言うことなしだな。」

『そうなの！リビングと、寝室のふた部屋あるし、ほんっと最高っ！』

勇「家賃高そうだな。笑」

『そうでもないよ？家賃払っても、ちゃんと生活費は残るし、いい感じだよ。』

勇「そうなの？ま、支払いとかヤバかったら、俺に言ってよ」

『じゃぁ、そのときはお願いします。』

私は、勇にぃに頭を下げた。

勇にぃは、お父さん方のおじいちゃんの

おじいちゃんのおじいちゃんくらいから

代々受け継がれてる会社の次期社長。

今は、勇にぃのお父さんが社長だけど、

バトンタッチするために、色々と

会社経営などを学んでいるらしい。

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そう考えたら、勇にぃも、優太も社長....

なんかすごい人たちに

囲まれてたんだなぁ.....

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勇「A？」

『え？』

勇「口開けて、ブッサイクな顔してたぞ？」

『なにそれ！ほんっと、勇にぃって昔っから酷いよね！』

勇「嘘嘘っ！そんな怒んなって」

『もぉ！』

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ピンポーン

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初めてインターフォンが鳴った

『はい。.....って優太？』

優太「よかった〜....合ってた！」

『なんでここが分かったの？』

優太「Aの実家に行ったら、お母さんが居て、教えてくれたんだよ」

『そうなんだ。』

優太「俺も入りたいんだけど」

勇「お前はだめ。」

優太「あれ？！！勇太さん？」

勇「お前は入れてやんない。」

優太「どうしてですかあ！？」

勇「なんでも。」

優太「えぇー！お願いですよ〜！開けてくださいよ〜！」

　

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