twilight (ページ4)

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○ ページ4

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岸優太。

私と同じ22歳

自分で会社を立ち上げていて

今じゃ、立派な社長さん。

そして、高校の時、1年だけ付き合った

私の元カレ。

なんで別れたかも覚えてない。

多分、優太が起業するための勉強で

忙しくて合う時間が減って自然消滅。

だったような.....

お互い、嫌いになったわけじゃないけど、

なんとなく、彼氏彼女ではなくなった。

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優太「最近どう？」

『ん〜.....特に変わりないよ？』

優太「そうなの？仕事は？」

『スーパーの仕事続いてるよ。...あ。』

優太「なに？」

『スーパーで思い出したんだけど、ちょっと気になる子が出来たの』

優太『気になる...子？.....子って事は、年下？』

『そう。多分、高校3年生？』

優太「それ犯罪じゃん。笑」

『別に思うだけなら犯罪じゃないでしょ〜！』

優太「まぁそうか。で、どんな子なの？」

『んとね〜....普通の子。』

優太「は？なにそれ。笑」

驚いた顔でこっちを見てくる

『優太、まえっ！』

優太「あぁ！ごめん」

慌てて、前を向く。

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優太「普通ってなんなの？笑」

『なんなのって言われても.....普通なんだもん。』

優太「なんかないの？カッコイイとかさ」

『ん〜.....めっちゃカッコイイよ？けど、なんだろ...普通なんだよね。けど、その普通が良いというか....』

優太「けど、わかるかも。この年になると、カッコイイ！カワイイ！だけで、人を好きにならないかも。」

『分かってくれる？』

優太「なんとなく」

『その子が、イケメンだから気になる。とは、何か違うんだよね』

優太「ふ〜ん。なんか、俺ら、大人になったな？」

『そうかもね』

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