twilight (ページ29)

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勇「よろしい」

『あれ？もう仕事いくの？』

カバンを持ったり、

支度を始めた勇にぃ。

勇「うん。今日は、朝から会議に参加しないと行けないんだよね」

『そうなんだ』

勇「一回、家帰って着替えて行かなきゃ、流石に同じ服はやばい。」

『昨日、強引に誘ってごめんね？』

勇「全然大丈夫。Aは、気にすんな。」

『ありがとう。また来てね？』

勇「おう！」

『頑張ってね』

勇「ありがとう！じゃぁ行ってきます」

『行ってらっしゃい』

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勇にぃが家を出ていって、

朝ごはんを食べて、準備をして

バイト先へ向かった。

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バイトが終わり、お店の外に出ると

入口近くのベンチに座ってる

廉くんを見つけた。

『廉くん』

私が声をかけると、一瞬ニコっとして

すぐに不機嫌そうな顔になった。

『ごめん。待った？』

廉くんの隣へ座った

廉「うぅん。全然待ってへんよ」

『....じゃぁ、なんでそんなに不機嫌なの？』

廉「........あの男だれなん？」

『え？』

廉「スーツ来た、いかにもちゃんとしてそうな男。」

もしかして、朝、勇にぃと会った....？

『......』

廉「友達って男やったん？朝、家から出てきたってことは、泊まったってことなん？」

『友達というか、あの人は』

廉「嘘ついたん？」

『え？』

私の言葉に被せるように

質問してくる廉くん。

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