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○ ページ16

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次の日、朝7時。




永瀬くんの番号をタップする。





プルルルル.......




7回目のコール。





.




永瀬「......は....い....」




すごい寝起きの声で電話に出た。






『永瀬くん？7時だよ。』




永瀬「....ん〜.....」





『起きないと学校遅れちゃうよ！』





永瀬「.....もう、少し....」





『だぁーめ！起きなさいっ！』





永瀬「........」





『永瀬くん！？』





すぅすぅと気持ち良さそうな寝息。






『え？永瀬くん！？お〜き〜て〜！！』





反応が、ない。







.






.






『廉っ！』





永瀬「.....わっ！」





『あ。起きた？』






永瀬「.......もう一回呼んで...？」





『ん？』





永瀬「.....廉....って。」





『れ、ん？』





永瀬「..........やばい...」





『え？』





永瀬「....そのまま、廉って呼んでや。」





『それは、どういう？』





永瀬「名前。......廉って呼んでほしい。」





『え、.....ん〜.....廉、くん？なら...』





永瀬「......それでいい....」





『わかった。.....じゃぁ、廉くんね。』





永瀬「よっしゃ！」






嬉しそうな廉くんに、




じゃぁ、ちゃんと学校行ってね。と




伝えて、電話を切った。









.






『.....年下の男の子に振り回されるなんて....ほんっと....』





はぁ....とため息をついて、



また目を閉じた。






.

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rihonogi46(プロフ) - すごく面白いです　　twilight2のパスワードわからないです (2020年6月13日 21時) (レス) id: 6d60ac4089 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：ゆいりちゃん | 作成日時：2020年6月9日 14時

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