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永瀬廉「ほんなら、大森桜音って知ってる？」
『ふぇ！？』
急に出てきた桜音の名前にびっくりして
変な声が出て、咄嗟に手で口を抑えた。
永瀬廉「どした？大丈夫？」
『だ、大丈夫..です..//』
永瀬廉「そう？んならえんやけど。....で、知ってた？」
『...はい../』
永瀬廉「あ、そうなんや。」
なんで桜音のことなんて聞くんだろ....
永瀬廉「俺の友達に、海人ってやつがおんねんけど、その海人が大森桜音って子と友達みたいなんやねん。で、前に、最寄り駅どこ？って聞かれたことがあってん」
永瀬廉「電話切ったあと、なんやったん？って聞いたら、桜音の友達が知りたいって言ってたからって言ってん。」
....それ、私だ....
永瀬廉「で、あれから俺の最寄り駅を知りたがってた子が、気になってるんやけど、海人も知らんらしくてさ。」
こんな話しされても楽しくないやんな
少し困った顔の彼に、「私です！！」と
言ってしまいそうになるのをこらえて、
そんなことないですよ。と
彼を見て、笑いかけた。
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永瀬廉「......ほんま？ありがとう。あ、名前聞いてもええ？俺は、永瀬廉。高校1年」
「....沖本A..です..同じ高校1年です...」
私が言い終わってすぐ、彼の高校の
最寄り駅に電車が止まった。
永瀬廉「Aちゃんな。覚えとくわ。あ、あと、敬語はなしやで！」
早口で言うと、彼は電車を降りた。
すぐに扉が閉まり電車は走り出した。
ホームに目をやると、手を振る彼が
少しだけ見えた気がした。
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やばい....
いま、私絶対ニヤけてる....
彼が私の名前を呼んだ....
彼が私の隣に居た....
ただそれだけのことなのに、
心臓が痛いくらいに鼓動してる....
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jyn58(プロフ) - おもしろかったです！きゅんきゅんさせてもらってます。続きが気になるのでパスワード教えていただけると嬉しいです。 (2020年6月6日 18時) (
レス) id: 56ac8d7a3f (このIDを非表示/違反報告)
nozomi(プロフ) - すごくおもしろかったです！パスワードはどこで知れますか？ (2020年6月2日 20時) (レス) id: f9c70534e1 (このIDを非表示/違反報告)
☆(プロフ) - 面白かったです！あとパスワードを教えていただきたいです！ (2020年6月1日 0時) (レス) id: 73b86b3004 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいりちゃん | 作成日時：2020年4月8日 20時
