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ASide
永瀬廉が私を優しく抱きしめて
くれて、優しい声をかけてくれた。
今までのもやもやがすべて
なくなった気がした。
そして私はまだ永瀬廉に
抱きしめられている。
気持ちが落ち着くと
段々恥ずかしくなって、
『..どうしたら離してくれる/？』
廉「そやな。廉って呼んでくれたら離したる。」
『...無理だよ./』
廉「ほな、ずっとこのままやな。」
嬉しそうな永瀬廉。
『...れ、..ん.//』
小さな声で言う。
廉「なーんも聞こえんで〜」
『...れん.//』
永瀬廉はなぜかさっきよりも
強く私を抱きしめた。
『//は、離してくれるって言ったじゃん//』
廉「気が変わった。」
『..なにそれ/...嘘つき//』
廉「嘘つき違います〜」
『..子どもか..//』
そう言うと永瀬廉は私を離して、
廉「は？今子どもって言ったな？言ったやろ！」
『そうやってムキになる所も子どもみたい。』
廉「俺より年下のくせに！」
『今年は関係ありません〜！』
廉「なっ！Aちゃんって結構意地悪やな〜笑」
『意地悪なのは永瀬廉でしょ？笑』
廉「...その顔。」
『え？』
廉「今、普通に笑えてるやん」
ほんとだ...
私、笑えてる..
仕事場やさっき
笑った時とは全然違う。
ただ、心から笑えてる...
廉「...Aちゃんは一人ちゃうから。..俺もおるし、その職場の..優子さん？って人もおる。友達だっておる。...甘えたらえーねん。誰も迷惑なんて思わんよ？」
廉「こんな俺だって、一人じゃ無理や。...みんなそうやと思うで。支えて支えられて生きてる。」
廉「もっと周りに頼ったらえぇ。助けてって声に出したらえんやで？」
『...うん..』
廉「俺はいつでもAちゃんの味方やから。」
『...ありがとう..』
廉「....電車のこと..俺に言いにくいんやったら、友達に言ってみたら？...絶対助けてくれるから。」
『...うん..そうしてみる...』
廉「..じゃぁ..俺..帰ろかっな。」
帰っちゃうんだ...
けどさすがに2日もソファーじゃ
きついよね...お風呂も..
廉「なに？おってほしい？」
何も言わず下を向く私を見て
永瀬廉が心配そうに声をかけてきた
"甘えたらえーねん。"
『...居てほしい..です...』
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なでしこ(プロフ) - 続きが気になります！！いつもありがとうございます！更新楽しみにしています！ (2020年3月29日 22時) (
レス) id: 8206e2a497 (このIDを非表示/違反報告)
のり(プロフ) - 初めまして。タイトルに惹かれ一気に読ませていただきました。お話しとわかりつつも、あったらいいなぁと。非現実を楽しませていただいてます。更新楽しみにしています。 (2020年3月16日 6時) (レス) id: faefb0960a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいりちゃん | 作成日時：2020年3月15日 23時
