Love in voice (ページ7)

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10分くらい歩いて、

莉音「あれ？そういえば、Aの家ってこっちなの？」

『うん。こっちだよ』

莉音「一緒だね！私もこっち」

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電車に乗り3駅で降りる

莉音「あれ？Aもここ？」

『うん、偶然だね！』

駅を出て、なんとなく一緒に

歩き出した。

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莉音「Aは、兄弟とかいるの？」

『うぅん。1人。莉音は？』

莉音「私は、お兄ちゃんが1人いる。って言っても、ほとんど家に帰ってこないんだけどね」

『そうなんだ。学生さん？』

莉音「ん〜なんていうんだろ。テレビ関係のしてる」

『そうなんだ！すごいね』

莉音「そうなのかなぁ？私にとっては、ただのお兄ちゃんだから、全然なんとも思わないんだけどね」

莉音の言い方が少し気になったけど、

そこまで深入りない方がいいような

気がして、聞くのをやめた。

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なんて話をしているうちに、

自分のマンションへ到着した。

『うち、ここ』

莉音「えっ！？うちもここ！！」

『え！？？そうなの！？』

驚いた。

まさか同じマンションだったなんて

『何階？』

莉音「最上階」

『え、私も最上階っ！』

莉音「えっ！！まじで？」

『こんなことってあるんだねっ！！』

2人で興奮しつつ、エレベーターに乗り

最上階を押した

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最上階につき、目の前の廊下の

右奥が私。左奥が莉音の家だった。

莉音「じゃぁ明日から朝も一緒に行こうよ！」

『うん！楽しみにしてる』

エレベーター前で莉音と別れ、

扉の鍵を開け、部屋に入った

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まさか、同じマンションで、

同じフロアだったなんて、

これはもう、神様が寂しい私に、

友達を与えてくれたとしか思えない。

神様！ありがとうございますっ！！！

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この日の夜、22時

ゲームを開くと、ながちゃんが

オンラインしていた。

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