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一緒に朝ごはんを食べて、
私は、帰る準備を始めた。
廉「え？帰るん？」
『え？』
廉「せっかくの休みやし、どっか行こうや」
『っ！/////』
廉「なんか予定あった？」
『いえ！何もないです！///』
廉「よかった。じゃぁ、出かけよ？」
『はい///』
まさか、一緒にお出かけできるなんて
思っても見なかった。
一応、海人に連絡を入れる
A昨日は、大丈夫だった?先輩がお出かけに誘ってくれたから、帰るの夕方になりそう。
海人もうね、Aに感謝!!了解。お母さんから連絡あったら、適当に合わせとく
Aまた話きかせて!ありがとう
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先輩と一緒に家を出て、
電車に乗り、たどり着いた場所。
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『水族館....？』
廉「そう！好き？」
『子どものころ以来来てないけど、好きです///』
廉「よかった！じゃぁ、チケット買ってくるから待ってて？」
先輩は、チケットを買いに行き、
戻ってくると、行こっか。と
私の手を引いてくれた。
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入ると、目の前に大きな水槽。
『すごい......』
廉「な？ここ、すごいやろ」
『え....』
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あ......
先輩は初めてじゃないんだ.....
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先輩と繋いで、館内をまわる。
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楽しいはずなのに、
前は、誰と来たの？
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そんなことが
頭の中をぐるぐると駆け巡る。
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先輩の彼女になれただけで、
とても幸せなことなのに、
どんどん欲張りになっている自分。
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そんな自分がすごく嫌.......
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廉「Aちゃん？」
『え？』
廉「楽しない？」
隣を見ると、寂しそうな顔の先輩。
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私、最低だ......
自分のことばっかりで、
先輩の気持ちなんて、なんにも
考えてなかった。
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『.........先輩.....ごめんなさい....』
廉「え？」
『.......私、....先輩の一言一言に嫉妬して、勝手に色々考えちゃって........』
『すごく楽しいはずなのに.......』
『先輩にも、そんな顔させて.......』
『.......ごめんなさい....』
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廉「.........Aちゃん？」
『.....はい.....』
廉「.....ちょっと、来て？」
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ゆいりちゃん(プロフ) - Mayuさん» 愛して下さり、ありがとうございます。とても嬉しく思います！ (2020年10月1日 20時) (
レス) id: 75fcb1c43d (このIDを非表示/違反報告)
Mayu - このお話、本当に最高で、一気に最後まで読めました！この作品、本当に大好きになりました！！ (2020年10月1日 13時) (レス) id: 67fa9efd8d (このIDを非表示/違反報告)
ゆいりちゃん(プロフ) - しおりさん» ご指摘、ありがとうございました！ (2020年10月1日 9時) (レス) id: 75fcb1c43d (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - リンク押したらシーグラスの１話？に飛びましたよ。 (2020年10月1日 0時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - ゆいりちゃんさん» 次の作品も楽しみにしてます。笑 (2020年9月30日 21時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいりちゃん | 作成日時：2020年9月25日 11時
